農産物直売所向けPOSレジ「BCPOS」がインボイス制度に対応

POSシステムの開発などを手がける株式会社ビジコムは、2023年10月にスタートするインボイス制度に対応した最新版のPOSレジ「BCPOS」をリリースした。価格は19万8000円~36万円(税抜)。


ビジコムの産直システム

インボイス制度(適格請求書等保存方式)とは、国が定める一定の要件を満たした適格請求書(インボイス)を発行する事業者との取引のみを対象に、消費税の仕入税額控除を認めていく制度のことである。

インボイスに登録した課税事業者との取引

インボイスに登録していない免税事業者との取引

課税事業者と免税事業者のレシートを分けて発行


今回、同社がリリースした最新版の「BCPOS」は、課税事業者が出品した商品のレシートと免税事業者が出品した商品のレシートを分けて発行する農産物直売所向けのPOSレジ。


免税事業者と課税事業者のレシートを分けて発行する

クレジットカードや電子マネー、QR・バーコード決済など、さまざまな決済端末も使用できる

自動釣銭機、キャッシュレス決済、販売管理ソフトとの連携など、農産物直売所の運営に必要な業務を効率化できるのが特長で、同社が開発したデジタル会員証アプリ「みせめぐ」とも連携する。

「BCPOS」と連携する主な販売管理・会計ソフト

デジタル会員証アプリ「みせめぐ」

同社は、「BCPOS」の提供を通じて農産物直売所の運営がより便利になる取り組みを進めていく考えだ。


株式会社ビジコム
https://www.busicom.co.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
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    北島芙有子
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    川島礼二郎
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    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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