テクノロジーを活用した環境制御技術による施設園芸のもと、ミニトマトの生産・販売を行う株式会社たねまき常総は、茨城県常総市内に日本最大級のミニトマト生産拠点を完工。2023年5月下旬より、生産したミニトマトの初出荷を開始した。

年間約1000トンの収量を見込む

2023年2月に完工した大規模なミニトマトの生産拠点は、「オランダ・ボスマン社製の最先端ハウス」、「環境に配慮したトリジェネレーションシステム」、「1日約5トンの選果能力を誇る先進的な選果設備」の3つを導入した次世代型の園芸施設だ。

ほかにも最先端の環境制御システムを導入し、コンピューターによって、気温や湿度、CO2濃度などミニトマトの栽培に必要な環境を24時間コントロールするのが特長で、年間約1000トンの収量を見込んでいる。

敷地面積は約7ヘクタールで、現在は180人規模の雇用を創出しているとのこと。





今後は、日本各地への拠点の設立や、栽培品目も拡大予定で、持続可能な農業の実現と地域活性化に貢献する取り組みを進めていくとしている。

施設概要

所在地：茨城県常総市三坂町5413
総面積：約7ヘクタール
栽培品目：ミニトマト
従業員規模：約180人
年間出荷量：約1000トン


株式会社たねまき
https://www.tanemaki.co.jp/