積水樹脂、農業・林業の課題を解決するプロダクトアイデアを募集 アグリ事業の新製品創出へ

積水樹脂株式会社は、アグリ事業にてオープンイノベーションを活用した「SEKISUI JUSHI NEW AGRI PROJECT」を開始。農業・林業従事者およびその身近な人の「困りごとを解決する」または「積極的に導入したくなる」プロダクトのアイデアを2023年7月30日(日)まで募集している。


農業・林業の課題を解決するアイデアを募集


「SEKISUI JUSHI NEW AGRI PROJECT」は、株式会社A(エイス)と協業し、同社が運営するオンライン共創プラットフォーム「Wemake」を活用して行われる。「Wemake」とは、企業の商品開発・新規事業創出・技術の用途探索に、個人や法人がプロジェクト単位で参画できるプラットフォームだ。

積水樹脂のアグリ事業が対象とする農業・林業などの第一次産業は、大型化・自動化・省人化・IT化が進む一方で高齢化、後継者不足などさまざまな課題を抱えている。

今回、「Wemake」の登録ユーザーに、積水樹脂グループ内だけでは得られない、異業種や異分野の多種多様な視点や知見、アイデアを募集し、農業・林業従事者に向けた安全・安心・快適な暮らしを支えるアグリ事業の新製品・新事業の創出を目指すという。

「SEKISUI JUSHI NEW AGRI PROJECT」の概要


1.募集内容
農業・林業従事者およびその身近な人の「困りごとを解決する」または「積極的に導入したくなる」プロダクト

2.求めること
・既存の製品群がもつ現状機能の、単なる改善改良にすぎないプロダクトでないこと
・農業・林業に従事している、または従事しようとする人が大いに喜ぶ提案であること
・1~2年後には現場に試験導入可能なレベルで具体性と実現可能性を兼ね備えていること
・2030年には事業として20億円程度の売上が期待できる市場性を兼ね備えていること

3.募集期間
2023年5月29日(月)~7月30日(日)

4. 賞金
最優秀賞:100万円
優秀賞:50万円
特別賞:30万円 などを授与

5.プロジェクト説明会
日時:2023年6月8日(木)18:00~20:00
会場:TKP品川グランドセントラルタワーカンファレンスセンター(ホール3B)
住所:東京都港区港南2-16-4 品川グランドセントラルタワー 3階
オンラインでも同時開催。参加はWemake「SEKISUI JUSHI NEW AGRI PROJECT」ページより申し込み

6.今後のスケジュール(予定)
2023年5月29日(月)~ 7月30日(日)公募
2023年7月31日(月)~ 9月12日(火)評価
2023年9月13日(水)~11月16日(木)改善
2023年12月初旬 最終審査・結果発表


積水樹脂株式会社
https://www.sekisuijushi.co.jp/
Wemake「SEKISUI JUSHI NEW AGRI PROJECT」ページ
https://www.wemake.jp/projects/140
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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