大和フード&アグリ、「伴走型農業コンサルティングサービス」を開始

大和フード&アグリ株式会社は、「伴走型農業コンサルティングサービス」を2023年6月1日から開始した。農業への新規参入から、生産・販売活動までをサポートしていくという。

事業の構想から販売までを一気通貫でサポート


大和フード&アグリは、株式会社大和証券グループ本社傘下の企業。農業生産の大規模化・効率化等を目的に、最先端技術の導入やリスクマネーの提供を行っている。2018年11月の設立以来、大規模施設園芸事業のほか、農産物の仕入れ販売事業、加工品の企画開発にも着手している。

今回、同社が開始した「伴走型農業コンサルティングサービス」は、大規模施設園芸の事業立ち上げや運営に関わってきたスペシャリストや、果菜類の施設園芸生産事業の専門家、植物工場のスタートアップ経験者、大手コンサルティングファーム出身者などが、農業への新規参入から生産・販売までを支援していくもの。

具体的には、事業の構想から設備の導入、人材の育成、農場の運営、農作物の生産、マーケティング、販売までを一気通貫でサポートする。

伴走型農業コンサルティングサービスのイメージ

コンサルティングチームのメンバー

同社は、「伴走型農業コンサルティングサービス」を通じて大規模化や効率化、環境負荷軽減型の農業を推進し、農業の活性化に貢献していきたい構えだ。


大和フード&アグリ株式会社
https://daiwafa.co.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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