「FARMER'S STAND & MART by くらし菜園」が南海電鉄泉佐野駅にオープン

南海電気鉄道株式会社(以下:南部電鉄)では、沿線に広がる耕作放棄地を活用した「くらし菜園」の開設など、積極的に農業関連事業を展開している。2019年8月20日には、泉佐野駅改札口横にて一般社団法人グリーンカラーが運営するアンテナショップ「FARMER'S STAND & MART by くらし菜園」を開設した。

沿線の食材が集まる「FARMER'S STAND & MART by くらし菜園」

堂店舗では、沿線で採れた食材を使用した料理を提供するほか、農家が直送する沿線産品の物販を行う。地元の農家と事業者が協力し、農に関する情報発信をしていくことで、利用客が農業に興味をもつきっかけとなる拠点づくりを目指している。


メニューの内容は季節や仕入れ状況により変更し、価格帯はランチが850円位、ディナーが1500円位から。席数は12席ですべてカウンター席となっている。


店内の物販コーナーでは、南部電鉄沿線の農家が作った野菜や果物、加工品なども販売している。


また大阪府が主催する「泉州農とみどりの健康ご長寿プロジェクト」とも連携し、情報発信やイベントの開催を通じて沿線地域での農を通じた活性化を目指す。


施設概要

所在地 :泉佐野駅改札口横(泉佐野市上町三丁目11番41号)
営業時間:10:00~22:00
定休日 :不定休(ショップ南海泉佐野に準ずる)

<参考URL>
南海電気鉄道株式会社

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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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