「おてつたび」に友達と一緒に応募できる機能が登場、旅をしながら農家や宿泊施設をお手伝い

株式会社おてつたびが運営する人材マッチングサイト「おてつたび」に、友達と一緒に応募できる機能が追加された。
農業や観光業などで繁忙期となる夏の人手不足解消と、宿泊料金が高騰する夏に少しでもリーズナブルに旅を楽しみたい学生のニーズを満たす。


人手不足をきっかけに地域との出会いを


「おてつたび」は、農家や宿泊施設などの仕事を手伝い報酬を得ながら旅行が楽しめるサービスだ。寝床や寮もホームステイのようなかたちで受け入れ側が無料で用意する(交通費は自己負担)。旅費を削減しながら地域の人手不足を解消し、地元の人々との交流を通じて地域の魅力を体験することができる。

今回追加された「友達と一緒に応募できる機能」では、申し込みの際に友人と共通の合言葉を1つ決めて記載することで、共通の合言葉を手掛かりに、友人同士の参加であることが判断される。


なお、2023年7月現在の登録ユーザー数は4万人で、登録事業者数も1000事業者に拡大。2022年10月〜2023年7月11日までに実施した「おてつたび」終了後のアンケートでは、約90%の参加者が「その地域にまた訪れたい」と回答したという。

 

参考動画


「おてつたび」
https://otetsutabi.com/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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