農業DXの推進へ「WAGRIオープンデー2023」が8月25日に開催

農研機構は、「WAGRIオープンデー2023 デジタルで日本の農家を応援します!~ 農業DX横丁へようこそ ~」を2023年8月25日(金)に、東京都立産業貿易センター台東館4階南展示室で開催する。入場料は無料。

ICT関連企業などによるデータ駆動型農業を支援する各種アプリ、サービスの展示を行うとともに、農業生産の現場に関わるデータの利活用を議論し、農業のDX化を推進する。



農業データを活用したアプリやサービスを展示


「WAGRI」は、農研機構が運営する農業専門のデータ連携基盤。2022年度末時点の会員数は85団体(前年度比+17)で、API数が123(前年度比+35)、アクセス数が1.5倍(前年度比)に増えるなど、確実に利用が広がっているという。

「WAGRIオープンデー2023 デジタルで日本の農家を応援します!~ 農業DX横丁へようこそ ~」は、「WAGRI」を利用したサービスを展開する企業・団体(WAGRI会員)と生産現場の関係者らが交流する展示会方式のイベント

当日は、気象データ、農地データ、市況データ、病害虫AI診断、生育・収量予測などの農業データ・プログラムを活用したアプリ、サービスの展示や紹介などが行われる。

現在予定されている主な出展者(WAGRI会員)は以下の通り。※五十音順

  • ESRIジャパン株式会社
  • NTTグループ各社
  • ウォーターセル株式会社
  • 株式会社クボタ
  • 高知県農業イノベーション推進課
  • 株式会社セラク
  • ソフトバンク株式会社
  • 株式会社ソフトビル
  • 株式会社ナイルワークス
  • 日本農薬株式会社
  • ネポン株式会社
  • 株式会社ビジョンテック
  • 株式会社ファーム・アライアンス・マネージメント、
  • 富士通Japan株式会社
  • ベジタリア株式会社
  • 株式会社ローリス

開催概要


「WAGRIオープンデー2023 デジタルで日本の農家を応援します!~ 農業DX横丁へようこそ ~」
日時:2023年8月25日(金)13:00~16:00※最終入場15:30
対象:農業者、ICT関連企業、行政、大学・農業大学校・農業高校等の教育関係、データ駆動型農業に興味があるすべての人
場所:東京都立産業貿易センター台東館 4階南 展示室
住所:東京都台東区花川戸2丁目6-5
料金:無料
申込:https://prd.form.naro.go.jp/form/pub/naro01/openday2023
〆切:2023年8月24日(木)


農業データ連携基盤「WAGRI」
https://wagri.net/
農研機構
https://www.naro.go.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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