東京の農家と事業者をつなぐ直売アプリ「食べるTokyo」がリリース

株式会社corotは、東京の生産者と事業者をつなぐ直売アプリ「食べるTokyo」の正式版を1月22日にリリースした。


実際に農産物を見て購入できるサービスも


corotは、農業体験ができる古民家民宿や農産物を飲食店に納品するコーディネート事業などを行う企業。「東京の自給率を1%に」を合言葉に、東京都の地産地消の推進にも取り組んでいる。

同社がリリースした「食べるTokyo」は、東京の農家と事業者をつなぐ直売アプリ。東京都の新鮮な農産物を探しているシェフや仕入れ担当者と東京の飲食店やホテルなどに出荷したい生産者、その両者が取引をする際に課題となる商品の取りまとめ、帳合、配送等の問題を解決することを目的としている。

アプリには、飲食店や小売店事業者に対応した配送システムや請求書、クレジットなどの決済機能などが搭載されている。また、野菜の登録も簡単に行えるシンプルなシステムで、出荷は近くの集荷場に納品するだけで完了するという。

正式版リリースの詳細は、以下の通りだ。

1.農家検索機能や農家ページの充実
作り手の思いやこだわりのほか、東京都GAPや東京エコ認証取得有無など栽培方法をわかりやすく表現。

2.JA直売所との連携
東京都内のJA直売所と連携し、仕入れ商品や集荷場を拡大。

3.オンラインだけでなく実際に野菜が買える「eat local marche」
アプリ内で販売されている野菜を実際に見ながら購入できる。第一弾として西武鉄道と連携し、駅構内にスペースを設置。







株式会社corot
https://corot.co.jp/
食べるTokyoサイト
https://taberu-japan.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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