日本マネジメント開発研究所、農地を大規模事業用地に開発する「農地お助け不動産」をリリース

株式会社日本マネジメント開発研究所は、新たなサービスとして「農地お助け不動産」をリリースした。農地に特化した独自の土地開発スキームにより、大規模事業用地を一から開発する。


農地に特化した土地開発


株式会社日本マネジメント開発研究所は、近畿圏を中心に不動産業と土地開発事業、経営コンサルティング事業を手がける企業。

日本の農業生産者は、後継者問題や農地の納税猶予、生産緑地問題など、さまざまな問題や悩みを抱えている。これらの背景には、農地に多くの規制がかけられていることや、多額の納税を強いられてしまうことなどが挙げられるという。

日本マネジメント開発研究所は、このような問題に対し、独自の土地開発スキームを活用することで、適切な問題解決の提案を行うため、「農地お助け不動産」をリリースした。

コロナ禍以降、サプライチェーンの寸断による生産工場の国内回帰や、物流ニーズの向上、今話題になっている半導体工場やデータセンターなど、日本国内に大規模な土地を求める声が多数上がっている。しかし、大規模な土地がなかなか見つからないことや、候補地があっても価格の面で断念せざるを得ず、機会に恵まれないケースも多々あるという。

同サービスは、農地に特化して土地開発することで、元々の原価を抑えて開発を行える。そのため、コストパフォーマンスを実現しつつ、一から開発を行うことによって企業の求める条件・エリアの土地を提供することが可能になる。

過去の開発事例


・エリア :姫路花田(市街化調整区域) 
・土地面積:約5000坪
・開発期間:3年
・土地用途:新工場建設


・エリア :彦根(市街化区域)
・土地面積:約3000坪
・開発期間:2年
・土地用途:展示場 兼 管理棟


農地お助け不動産
http://noutiotasuke.com/
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WRITER LIST

  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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