韓国では水稲栽培省力化の最終兵器、播種までできる「農業用ドローン」事情
石坂晃
ドローンとは、無人航空機の総称。英語は「DRONE」。日本では改正航空法により航空機の一種と規定されており、飛行空域や条件などが指定されている。従来のヘリコプタータイプの航空機と比べて、マルチコプター(4/6/8ローター)のドローンの方が安定したホバリングが可能。さらに、GPSやジャイロセンサー、各種センサーカメラなどを利用して、障害物等を検知し、安全に飛行できるように進化している。農業用ドローンとしては、本体に搭載したカメラにより地表の作物の誠意いく状況などを撮影したり、積載した農薬や肥料を広範囲に散布したりするドローンが登場している。