農業への理解をチェック「第7回 日本農業検定」は2020年1月実施

農業への理解を深め、食の安全や安心に関する関心と知識を身につけることを目的とした「日本農業検定」の第7回試験日程が公表された。


日本農業検定は、栽培・農業全般・環境・食の重点4分野の基礎知識の習得を目的とし、小中学校から大学まで幅広く学校での勉強の助けとするほか、家庭菜園や市民農園での栽培の知識や農業・食・環境への関心を深めたり、仕事で農業の基礎知識やスキルアップなどを目的として実施されている。2019〜2020年度の試験で7回目を数える。

第7回の申し込み期間は10月1日(火)~11月29日(金)で、実施日程は以下のとおり。
  • 団体受験 2020年1月10日(金)〜18日(土)
  • 個人受験(マークシート方式) 2020年1月11日(土)
  • 個人受験(CBT方式) 2020年1月7日(火)〜18日(土)

検定内容は難易度別に3級、2級、1級の3段階となっており、どの級からでも受験可能で、受験資格も特段設けられていない。それぞれ、農業全般分野、環境基礎分野、食の基礎分野といった知識のほか、植物や作物の生育や管理などについて具体的に問われる栽培分野からも出題される。

会場や検定時間、受験料は受験方式によって異なる。詳細は日本農業検定のホームページを参照のこと。

<参考URL>
日本農業検定

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  1. 加藤拓
    加藤拓
    筑波大学大学院生命環境科学研究科にて博士課程を修了。在学時、火山噴火後に徐々に森が形成されていくにつれて土壌がどうやってできてくるのかについて研究し、修了後は茨城県農業総合センター農業研究所、帯広畜産大学での研究を経て、神戸大学、東京農業大学へ。農業を行う上で土壌をいかに科学的根拠に基づいて持続的に利用できるかに関心を持って研究を行っている。
  2. 槇 紗加
    槇 紗加
    1998年生まれ。日本女子大卒。レモン農家になるため、大学卒業直前に小田原に移住し修行を始める。在学中は、食べチョクなど数社でマーケティングや営業を経験。その経験を活かして、農園のHPを作ったりオンライン販売を強化したりしています。将来は、レモンサワー農園を開きたい。
  3. 沖貴雄
    沖貴雄
    1991年広島県安芸太田町生まれ。広島県立農業技術大学校卒業後、県内外の農家にて研修を受ける。2014年に安芸太田町で就農し2018年から合同会社穴ファームOKIを経営。ほうれんそうを主軸にスイートコーン、白菜、キャベツを生産。記録を分析し効率の良い経営を模索中。食卓にわくわくを地域にウハウハを目指し明るい農園をつくりたい。
  4. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  5. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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