ひとり暮らしにおすすめの炊飯道具「ライスクッカー」って知ってる? 炊飯器との違いや種類を紹介

栄養士の堀口泰子です。

お米を炊く器具として、最近は炊飯器や土鍋以外にもさまざまな新しい商品が登場しています。

今回は、ひとり暮らしにも便利な「ライスクッカー」についてご紹介します。


ライスクッカーとは? 炊飯器とどう違うの?


ライスクッカーとは、お米を炊く調理器具全般のこと。調理方法や形状は商品によってさまざまです。

電子レンジで調理するライスポットや、電気タイプ、ガスコンロやキャンプでも使える直火タイプやIH対応のものもあり、お米を簡単に炊飯することができます。

0.5合や1合など少量のお米を炊飯できるものも多く、ひとり暮らしにも便利です。

炊飯器のように保温や予約機能はなく、シンプルな作りなので、価格もお手ごろです。軽量なので比較的持ち運びもしやすいです。

種類や調理法もいろいろ! おすすめのライスクッカー


さまざまなタイプのライスクッカーのうち、ひとり暮らしにもおすすめの種類をいくつかご紹介します。

●ミニ炊飯器(電気タイプ)


炊飯器との違いは、保温や予約機能がなくシンプルな機能のみであること。ボタンを押すだけで15分〜30分で炊飯が可能です。

価格も炊飯器に比べてお手ごろで、ご飯以外の調理ができるものもあり、小さな炊飯器型からお弁当箱の形状まで、さまざまな商品があります。

少量のお米を炊飯したい時や、持ち運びができるものなら外出先で炊きたてのご飯を食べたい時に便利です。


THANKO おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器
https://www.thanko.jp/view/item/000000003453


●ライスポット(電子レンジタイプ)


プラスチックや耐熱ガラス、鋳物など、種類は多岐に渡り、電子レンジと直火の両方に使えるものもあります。

目盛りがついているものだと調理しやすいです。

蓋が軽いので吹きこぼれやすいこともありますが、しっかり浸漬してからレンジに入れてしまえば、火加減を調整する必要もなく、お粥なども作れて便利です。


HARIOガラスのレンジご飯釜1~2合
https://www.hario.com/product/cook/foodcontainer/XRCN.html


●メスティン(直火タイプ)


メスティンはアルミ製の四角い飯ごうのこと。近年はソロキャンパーが増えたこともあり、人気となりました。

昔ながらの飯ごうに比べ、鍋本体に厚さがあるものが多く、熱がまんべんなく伝わりやすいので、ごはんをおいしく炊きやすくなっています。大きさにもよりますが、2〜3合くらいまでを炊くことができます。

炊飯以外にもパスタや煮物料理など、普通の鍋としても使うことができます。アウトドアはもちろんのこと、お弁当箱としても使えます。

非常時用にカセットコンロと一緒に備えておくのもよいでしょう。


キャプテンスタッグ メスティン アルミ角型クッカー
https://www.captainstag.net/products/UH-4113.html


●鍋型(直火タイプ)


飯ごうやメスティンよりも鍋やフタに厚みがあり、調理法は土鍋や炊飯鍋に近い金属製や鋳物の鍋です。熱が全体に行き渡る構造になっているため、ふっくらおいしいご飯が炊き上がります。普通の鍋に比べて吹きこぼれにくいです。

多くは鍋の内側に目盛りがあるので、水加減にも便利で、扱いやすくお手入れが簡単なので、初心者におすすめです。

ごはんはある程度の量をまとめて炊いて冷凍保存する人も多いと思います。鍋型は2合〜5合炊きができる商品が多く、メスティンよりも多くのお米を炊く時に便利です。


ユニフレームfanライスクッカーDX
https://www.uniflame.co.jp/product/660089


いかがでしたか。

炊飯以外にも活用できるライスクッカー。1つあればいろいろ使えて場所も取らないので、特にひとり暮らしの方におすすめです。

紹介した商品も参考に、ライフスタイルやシーンに応じたライスクッカーでお米生活を楽しんでくださいね。

堀口泰子
栄養士。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。健康食育事業やアスリートサポートに従事。健康的で美味しく食べる食事術を伝える。講演、栄養指導、コラム執筆、レシピ、商品開発、料理講師など幅広く活動。離乳食から介護予防までさまざまな食育活動のなかで、健康に役立つお米の食べ方を紹介。スポーツの現場ではジュニア育成と競技競技力向上ための心と体の成長に注力している。
HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/


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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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