期待の新品種「にじのきらめき」とは? コシヒカリに負けないおいしさ!?【お米の銘柄紹介】

みなさんは家庭で食べるお米にこだわっていますか? いつも何となく買っている……という方も多いのではないでしょうか。

しかし今や、お米の銘柄数はなんと300を超えます。よく知られているコシヒカリやあきたこまち以外にも、最近はスーパーやテレビCMでも特徴的な名前のブランド米を見かけるようになりました。

お米の品種それぞれの特徴を知って、もっと毎日の食事を楽しみませんか? ここでは、おすすめのお米の銘柄をピックアップし、その特徴を紹介していきます。

今回取り上げるのは、「にじのきらめき」です。


「にじのきらめき」とは?


各地で栽培が広がる期待のお米


「にじのきらめき」は、2018年に国の研究機関である農研機構が開発した新品種。虹のように多彩な特性を持つこと、ご飯の炊きあがりが艶やかであることから「にじのきらめき」と命名されました。

近年、温暖化による高温の影響でお米の品質低下が問題になっています。そんな状況に対応するため、高温耐性に優れた品種として開発されました。

コシヒカリ並みの良食味でありながら、15%程度多収なうえ、稲の丈が短いため倒れにくいこと、稲の病気(縞葉枯病)への抵抗性が強いことなどから栽培に取り組みやすく、作付けが広まっている期待の品種です。

まだあまり知られていないお米ですが、群馬県をはじめ、各地で栽培面積を拡大するための生産者講習会や、産地品種銘柄への登録が進められています。

「にじのきらめき」の味とおすすめの食べ方


大粒でコシヒカリ同等のおいしさ


●「にじのきらめき」の食味
出典:高温耐性に優れた多収の極良食味イネ品種「にじのきらめき」:農林水産省
「にじのきらめき」は、コシヒカリと同等のおいしさで、お米の粒ひとつひとつが大きく、食べ応えがあります。その名の通り、ツヤのある美しい炊きあがりも特徴です。

もっちりとした食感で粘りが強く、お米の甘みも強いので、濃い味のおかずにも負けません。また、おにぎりにしてお米そのものの味わいを楽しむのもおすすめです。

今注目の新しいお米「にじのきらめき」を見かけたら、ぜひ一度食べてみてくださいね。

「にじのきらめき」おすすめの産地は?


毎日食べるお米はおいしさだけでなく安全性も気になるところ。

農薬を最小限に抑えたお米なら、SMART AGRI FOODから販売中のスマート米「新潟県産 新発田 にじのきらめき」がおすすめです。

「スマート米」とは、全国各地のこだわりの農家さんと、スマート農業を活用してつくっているお米。先進のIT技術を利用し、農薬や化学肥料の使用量を最小限に抑えて育てています。

新発田市は阿賀野川と加治川の水に恵まれ、そこで作られる「にじのきらめき」は、新潟県の代表品種コシヒカリと比べても味と品質は劣りません。むしろ「大粒であること」と「豊かな香り」では勝っています。

●家族みんなにあんしんなスマート米「新潟県産 新発田 にじのきらめき」

スマート米「新潟県産 新発田 にじのきらめき」の購入は、スマート米オンラインショップSMART AGRI FOODよりどうぞ。

■せっかく新米を選ぶなら「あんしん」にこだわりませんか


今年の新米は、どの産地のどんな銘柄のお米を選びますか? お米を選ぶときは、自分好みの味わいだけでなく“栽培方法”も大事なポイントです。農薬や化学肥料の使用量を抑えて育てられた、子どもや家族みんなにあんしんなお米を選びたいですね。

全国各地のこだわりの農家さんと、スマート農業でお米づくりをしている「スマート米」は、先進のIT技術を利用し、農薬の使用量を最小限に抑えたお米です。特別栽培米や残留農薬不検出のお米、白米と同じように手軽に炊けると人気の「無洗米玄米」もそろっています。

おなじみのコシヒカリから、ご当地で人気の銘柄までをラインナップ。

お求めはスマート米オンラインショップ SMART AGRI FOOD  からどうぞ。

【コラム】好みのお米を見つけよう!コメ銘柄事典
SHARE

最新の記事をFacebook・メールで
簡単に読むことが出来ます。

RANKING

WRITER LIST

  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
パックごはん定期便