農業用ドローンのセキド 、「2020年度ものづくり補助金」申請代行サービスを開始、1月17日・24日にはセミナーも

農業用ドローンの販売や関連ソリューションを展開する株式会社セキドが、『2020年度ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業)』の申請代行サービスを開始した。1月17日、24日には無料のものづくり補助金活用セミナーも開催する。


世界最大手ドローンメーカー「DJI」の正規代理店セキド


株式会社セキドは、世界最大手のドローンメーカー「DJI」の正規代理店で、DJI社製ドローンの販売を日本国内で初めてスタートさせた企業だ。
販売のほか関連ソリューションの展開、パイロットの派遣、講習会の開催などを行っており、農業分野では農薬散布や生育管理、害獣駆除支援等のサービスを行っている。

現在は、東京都虎ノ門と神奈川県横浜市で体験型のドローン総合施設の運営を行うなど、国内ドローン事業のパイオニアとしてドローンを軸としたサービスを多方面に展開している。

セキドの 『ものづくり補助金申請代行サービス』

ものづくり補助金とは?


ものづくり補助金は経済産業省・中小企業庁行う、中小企業や小規模事業者を対象にした支援策のひとつだ。

生産性向上のための設備投資等の一部を支援するというもので、導入費用の最大2/3(上限1,000万円)の補助金を受けることが可能。
制度を活用するためには、申請書や事業計画書等を作成し、国が行う厳密な審査(採択率30%〜40%)をクリアする必要があり、2020年度の公募開始は2月頃に予定されている。

セキドの 『産業ドローン向け補助金申請代行サービス』


同社が開始した『産業ドローン向け補助金申請代行サービス』は、ものづくり補助金を活用し産業用ドローンやROV(水中ドローン)の導入を検討する企業を対象にしたもの。
申請書や報告書等の作成支援のほか、機体や付属品の選定、運用方法のアドバイスなども行うとのこと。

ドローン関連事業における同社の採択率は100%を誇り、2019年度から導入された電子システムによる申請にも対応している。
概要は下記の通りだ。

『産業ドローン向け補助金申請代行サービス』概要
対象:セキドグループ各社から産業用ドローン・水中ドローンを導入する事業者
料金:着手金100,000円(税抜)+ 補助金受給額の10%(成功報酬)
移送料等 :実費

ものづくり補助金活用セミナーも開催


サービスの開始に伴い、同社ではものづくり補助金の申請を検討している企業を対象にした無料説明会『補助金活用セミナー ~産業用ドローンの導入へ向けて~』を2020年1月17日(金)、1月24日(金)に開催する。


補助金審査を通過するノウハウが伝授されるという同セミナーでは、事業者として自身でも採択の実績がある特定行政書士の長井寿郎氏が登壇し、制度の概要や評価の高い申請書類の作成方法などが紹介される。
定員は30名で参加費は無料、定員に達し次第締め切る。

特定行政書士 長井寿郎氏
民間企業、新潟県職員を経て行政書士ながい事務所を開業。
現在は、セキド新潟県央としてドローンスクール/ストアを運営。
新潟県三条市を中心にドローンの普及に努めている。

開催概要
補助金活用セミナー ~産業用ドローンの導入へ向けて~
日時:2020年1月17日(金)・1月24日(金)受付:15:20~ / 説明会:15:30~17:30
会場:セキド虎ノ門本店 3階フォーラム
住所:東京都港区西新橋2丁目35番5号
料金:無料
※通常10%の成功報酬が8%に割引される受講特典付き

同日開催
1月17日:産業ドローン&関連ソリューション無料説明会
1月24日:海洋関連企業様向け産業用ROV(水中ドローン)説明会


株式会社セキド
https://sekidocorp.com/
SHARE

最新の記事をFacebook・メールで
簡単に読むことが出来ます。

RANKING

WRITER LIST

  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
パックごはん定期便