食料問題の歴史と未来を描く書籍『世界はいつまで食べていけるのか 人類史から読み解く食糧問題』が発売

株式会社NHK出版は、バーツラフ・シュミル氏の著書『世界はいつまで食べていけるのか 人類史から読み解く食糧問題』を2025年12月25日に発売した。価格は2860円(税込)。

人口増加や食品ロス、気候変動が未来を脅かすなか、持続可能な食料システムの構築は可能なのか、食料問題の歴史と未来が描かれた一冊となっている。


食料問題の解決策を事実のみから導き出す


世界では爆発的な人口増加が起こっているが、どうすれば地球を壊さずに人類が食べていけるのか。 学際的な研究者であるバーツラフ・シュミル氏の最新作のテーマが「食料」であるのは、生存の根幹であると同時に、エネルギーなどほかの分野と比べても非効率が目立つからだという。

同書では、歴史を踏まえながら、気候変動や人口増加という難題に直面する食料供給の未来を検証。私たち人間がいかに食の基本を誤解しているかを明らかにしているほか、人間の身体は何を必要としているのか、そしてそれが環境にどんな影響を与えているのかを、誇張なしに描き出している。


目次
日本語版への序文
はじめに
第1章 農業はなにをもたらしたのか?
第2章 私たちはなぜ、いくつかの種の植物だけを大量に食べるのか?
第3章 私たちが育てられるものの限界
第4章 なぜ、私たちはある種の動物を食べ、ほかの種の動物は食べないのか?
第5章 食べ物とスマホ、どちらがより重要?
第6章 健康であるためにはなにを食べるべきか?
第7章 環境への負荷を減らしながら、増加する人口を食べさせる――疑わしい解決策
第8章 増えつづける人口を食べさせる―どんな方策に効果があるのか

著者:バーツラフ・シュミル/Vaclav Smil

プロフィール
バーツラフ・シュミル(Vaclav Smil)
マニトバ大学特別栄誉教授。カナダ王立協会(科学・芸術アカデミー)フェロー。エネルギー、環境変化、人口変動、食料生産、栄養、技術革新、リスクアセスメント、公共政策等の分野で学際的研究に従事。2000年、米国科学振興協会より「科学技術の一般への普及」貢献賞を受賞。2010年、『フォーリン・ポリシー』誌により「世界の思想家トップ100」の1人に選出。2013年、カナダ勲章を受勲。

書籍情報

『世界はいつまで食べていけるのか 人類史から読み解く食糧問題』
著者:バーツラフ・シュミル
出版社:NHK出版
発売日:2025年12月25日
定価:2860円(税込)
判型:四六判並製
ページ数:304ページ
ISBN:978-4-14-082003-2
URL:
NHK出版ECサイト
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000820032025.html
試し読み
https://mag.nhk-book.co.jp/article/82771
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
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    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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