モス協力農家を支援し、買い物負荷を軽減 「農家さんお助け!野菜セットモスバーガーバージョン」販売開始

モスバーガーを展開する株式会社モスフードサービスは、新型コロナウイルス感染症の影響により出荷量が急減したモスの協力産地支援の一環として、13種類程度の野菜、果物が入った「農家さんお助け!野菜セット モスバーガーバージョン」の販売支援を2020年5月上旬より実施中だ。価格は3000円(税込。別途送料)。


政府の緊急事態宣言が全国に発令されたことで、レストランや居酒屋、学校給食などの業態が休業や営業時間短縮要請を受けた影響により、野菜の出荷が急減。モスバーガー店舗で使用する野菜の生産者である「モスの協力農家」への影響も大きく、出荷量の調整や安値での販売、産地廃棄などを迫られる状況となっている。

この「モスの協力農家」は、独自に関係構築した全国約100産地、約2700軒(2020年度)の農家で、できるだけ農薬や化学肥料に頼らない方法で栽培し、商品に使用している。そこで、モスバーガーチェーンの野菜調達および仕分け業務を協業会社のひとつ、株式会社まつのと協力し、“モスの協力農家”が生産した野菜をメインに梱包して、宅配で販売。注文、受付から配送、代金収受は株式会社まつのが行い、「農家さんお助け!野菜セットモスバーガーバージョン」の企画、設計ならびに販促支援(店頭での告知など)をモスフードサービスが行う。

この商品の販売量を増やすことで、“モスの協力農家”の経営を支援するほか、買い物負荷の低減を提案するとしている。

「農家さんお助け!野菜セット モスバーガーバージョン」には、モスバーガー店舗で使用している安全安心で、こだわりのおいしい生野菜(レタス、キャベツ、トマト、玉ネギなど)をメインに、普段使いにうれしい野菜(だいこん、にんじん、きのこ類など)、果物を、産地状況を見ながらセレクトして、直接自宅に届けてくれる。


「農家さんお助け!野菜セット モスバーガーバージョン」概要

商品名/価格:「農家さんお助け!野菜セット モスバーガーバージョン」/3,000円(税込)
*クール便にて発送。半額はまつのベジタブルガーデンが負担。

販売期間:5月上旬~ 当面の間
*新型コロナウイルス感染症の影響が収束するまで

セット内容:野菜10品程度(レタス、キャベツ、トマト、玉葱、グリーンリーフ、だいこん、にんじん、青菜類、きのこ類、いも類など)
果物3品程度
*産地状況を見ながらセレクトしますので、内容は都度変わります。

販売方法:株式会社まつの ホームページ内の販売フォームより申し込み、宅配にて販売

協力体制:株式会社まつの 野菜の仕入れ、梱包、販売、配送、代金収受など
株式会社モスフードサービス 商品の企画設計、店頭での告知(おもに直営店など)、モス公式SNS(ツイッター、Facebook等)での告知


まつのベジタブルガーデン
https://www.matsunovege.com/
モスバーガー公式サイト
https://www.mos.jp/

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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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