オンラインマルシェ「食べチョク」のiOSアプリ版が正式リリース

株式会社ビビッドガーデンは、こだわり生産者が集うオンラインマルシェ「食べチョク」のiOSアプリ版をリリースした。
同社は「今後も生産者のこだわりが伝わるプラットフォームを目指して、アプリの改善・改修に努めていきたい」とコメントしている。


オンラインマルシェ「食べチョク」を運営するビビッドガーデンは、同社の代表取締役である秋元里奈氏が2016年に創業した企業。社名であるビビッドガーデンは、色鮮やかなを意味する「vivid」と農地を意味する「garden」を組み合わせたものという。

こだわり生産者の農産品を直接購入できる農産物専門のアプリ


「食べチョク」は農産物専門のECサイトで、野菜・果物をはじめ、米・肉・魚・飲料といった食材全般と、花き類を取り扱っており、生産者から直接購入できるのが特徴だ。
通常購入のほか、好みに合う生産者を選んでくれる「食べチョクコンシェルジュ」や、旬な果物が定期的に届く「食べチョクフルーツセレクト」などのサービスを展開し、2019年からは肉や魚、酒の取り扱いもスタートしている。
2020年7月には登録生産者数1,900軒を突破し、現在は7,000品を超えるこだわりの生産品が出品されているそうだ。

利用者からは、「子どもの好きな野菜を伝えたら要望を聞いてくれた」、「丁寧に人が包んでいることがわかり暖かさを感じた」、「手書きの手紙が入っていてうれしかった」などの声が寄せられているとのこと。

今回のアプリ版のリリースは、ユーザーの72.8%がスマートフォンから閲覧しているという状況を受けてのものという。
アプリ版では購入商品の発送状況をプッシュ通知で知らせてくれるなど、ユーザビリティーの向上が図られている。

アプリ画面のイメージ

オンラインマルシェ「食べチョク」
https://www.tabechoku.com/
株式会社ビビッドガーデン
https://vivid-garden.co.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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