農業系スタートアップが集まる配信イベント、「スマート農業サミット2020」8月21日に開催

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構が運営をつとめるスマート農業推進協会と一般社団法人AgVenture Labは、スマート農業の推進に取り組む注目の農業系スタートアップ企業らが集結するオンラインイベント「スマート農業サミット2020」を、2020年8月21日(金)13:30~17:00に開催する。料金は無料。

開催場所はオンラインコミュニケーションツールZoomの専用ルーム内で、URLは参加申込者のみに案内する。
当日は、スマート農業の普及に向け多様な取り組みを展開するスタートアップ企業の代表者ほか、スマート技術を活用した農業を実践する生産者の登壇を予定している。


スマート農業推進協会は、一般財団法人こゆ地域づくり推進機構が運営を務める任意団体で、「100年先まで持続可能な農業の実現」をビジョンに、スマート農業の推進に向けた取り組みを産官学民で行う。

AgVenture Labは、JAグループが東京都千代田区・大手町に開設したオープンイノベーション拠点。パートナー企業や大学・行政等と連携して農業に係る新規事業の創出やサービス開発、社会課題の解決等に取り組んでいる。

スマート農業の推進に取り組むスタートアップたち


スマート農業サミットは、一般財団法人こゆ地域づくり推進機構が2019年6月に開始したスマート農業イベントだ。

過去の開催では、次世代農業に関心を持つ企業や個人を対象に、AIやIoT、ロボットなど先進技術を活用する農業ベンチャーらによる講演や最新技術の知見共有等を目的としたディスカッションが行われた。

オンライン開催となる今回は、スマート農業に関するテーマを軸としたディスカッション形式の内容が予定されている。

当日のスケジュール・登壇者は下記の通り。

13:30 開会
13:40 AgVenture Lab紹介
13:50~オープニングセッション「いま、スマート農業に必要なこと」
<登壇者>
・荻野浩輝氏(一般社団法人 AgVenture Lab)
・齋藤潤一氏(一般財団法人こゆ地域づくり推進機構・スマート農業推進協会)
・猪俣太一氏(新富町きゅうり農家)

14:25~パネルディスカッションA「農業におけるロボットの活用とそこから広がる未来」
<登壇者>
・高橋慶彦氏(AGRIST株式会社・スマート農業推進協会)
・吉開祐貴氏(リアルテックファンド)
・関悠一郎氏(ENEOSホールディングス株式会社)

15:00~パネルディスカッションB「地方から始まるスマート農業」
<登壇者>
・稲田祐太朗氏(一般社団法人こゆ地域教育研究所)
・坂本一弘氏(本田技術研究所)
・安藤光広氏(株式会社安藤商事・SEKIDO宮崎中央)

15:35~パネルディスカッションC「宮崎県新富町におけるスマート農業のリアル」
<登壇者>
・井本喜久氏(一般社団法人The CAMPus)
・長岡康生氏(株式会社ヴァカボ)
・上原郁磨氏(SBテクノロジー株式会社/リデン株式会社)

16:10~クロージングセッション「地方から変えるこれからの農業」
<登壇者>
・齋藤潤一氏(一般財団法人こゆ地域づくり推進機構・スマート農業推進協会)
・大関 優氏(株式会社NTTドコモ スマートライフ推進部フードテックビジネス担当)
・荻野浩輝氏(一般社団法人AgVenture Lab)

17:00 閉会

開催概要


スマート農業サミット2020
日時:2020年8月21日(金)13:30~17:00
場所:オンライン(Zoom専用ルーム内)
料金:無料
申込:https://agrisummit2020.peatix.com/


スマート農業推進協会
https://smart-agri.co/
一般財団法人こゆ地域づくり推進機構
https://koyu.miyazaki.jp/
一般社団法人AgVenture Lab
https://agventurelab.or.jp/
SHARE

最新の記事をFacebook・メールで
簡単に読むことが出来ます。

RANKING

WRITER LIST

  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
パックごはん定期便