【公式HPでも公開】『天穂のサクナヒメ』クリエイター・えーでるわいす×隠岐藻塩米農家による対談が実現

隠岐の島役場農林水産課は、和風アクションRPG『天穂のサクナヒメ』のクリエイターであるインディーゲームサークル「えーでるわいす」と、隠岐の島のブランド米「島の香り隠岐藻塩米」を栽培する米農家による対談記事を、12月28日12時より、隠岐の島町公式ホームページで公開する。

当初の2020年12月28日は、隠岐の島地域おこし協力隊のTwitterとFacebookにてPDF形式で先行公開されていたが、1月12日より公式ホームページにて特設ページが公開された。以前公開されていた情報からさらにブラッシュアップされているという。



隠岐の島の歴史と『サクナヒメ』のストーリーがリンク


隠岐の島町は、島根県屈指の米どころとして知られている。特に近年は、稲の生育期に海藻と海水から製造された「藻塩」を薄めたものを散布して栽培した地元ブランド米「島の香り隠岐藻塩米」が知名度を上げており、町として隠岐の島町のグルメ漫画「隠岐のナミと離島ごはん」を公式サイトで連載するなど、そのPRにも力を入れている。


実は隠岐の島には、鎌倉時代に承久の乱(1221年)で幕府側の北条義時に敗れた後鳥羽上皇が島流しにされた地という史実がある。この隠岐の島の歴史と、神様が離島に島流しにされて米作りを頑張るという『天穂のサクナヒメ』のストーリーに共通点があったことから、今回えーでるわいすと隠岐の米農家の対談が実現した。

まったく異なる立場でありながらも、ある意味で同じ「モノづくり」を営むインディーゲームクリエイターと米農家による対談は、それぞれのこだわりの話から、ゲーム業界とコメ業界の話など、稲作というテーマを軸とした興味深い内容となっている。


【『天穂のサクナヒメ』特別対談】「やっぱり日本人にとって米というものが特別なんだと感じさせられた」前代未聞の<稲作ゲーム>の魅力に離島の米農家が迫る【えーでるわいす なる氏×米農家 村上氏】
https://www.town.okinoshima.shimane.jp/www/contents/1608621440749/index.html
地域おこし協力隊公式Twitter
https://twitter.com/Oki_chiiki/status/1343469410770534401

隠岐の島町地域おこし協力隊・集落支援員
https://www.facebook.com/okinoshima.rangers/
隠岐の島町 -ほっとひと息、安らぎの島
https://www.town.okinoshima.shimane.jp/

マンガ「隠岐のナミと離島ごはん」
https://www.town.okinoshima.shimane.jp/www/contents/1593754433684/index.html
『天穂のサクナヒメ』公式サイト
https://www.marv.jp/special/game/sakuna/

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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