マイナビグローバルとマイナビ農業、特定技能人材の紹介・支援サービスを開始

特定技能人材含めた外国人材の紹介・支援サービスを展開する株式会社マイナビグローバルは、農業分野への就業を希望する外国人向けの人材紹介サービスを開始した。

対象は国内に居住する外国人で、農業分野の総合情報メディアであるマイナビ農業が協力。マイナビ農業では、外国人採用に関する情報や農業事業者向けの採用支援セミナーの開催を発信していく予定だ。


マイナビグローバルは、 マイナビグループの外国人採用支援専門会社として、日本企業を対象に国内外に在住する外国人材を紹介する企業。マイナビグループが展開する求人メディア事業や海外拠点での事業、 インバウンド事業等で培ってきた外国人コミュニティとのネットワークを通じて日本企業の外国人採用を総合的にサポートしている。

「特定技能」の在留資格を有する外国人材を紹介


農業分野は、有効求人倍率が全産業の平均を上回るなど人材不足が深刻化する一方で、農業に従事する外国人労働者数は年々増加の一途を辿っている。

農業に従事する外国人は、1993年に導入された在留資格である「技能実習生」が大半を占めているが、近年は費用面やコロナ禍等の課題から、新たな希望者の入国ができないという問題が生じており、2019年に創設された在留資格である「特定技能」では、 在留資格取得のための技能試験が日本国内で毎日のように実施されるなど、積極的な受け入れが急速に進められている。

これまで農業分野では、業務範囲が2職種6作業に限定される「技能実習」による受け入れが中心だったが、農業現場の人材不足を背景に、耕種農業や畜産農業など対象業務が大幅に拡大される「特定技能」を有する外国人材が注目を集めている。

同社が農業事業者に紹介する外国人材は、「特定技能」の在留資格を有する(予定を含む)外国人のみで、「技能実習」で得た農業の実習経験(国内で3年~5年実習経験)を持つ人材を事業者のニーズに合わせて紹介していく方針。

オンライン講義や日本語のオンラインレッスンも実施


「技能実習」による外国人材の受け入れは、基本的に海外在住の外国人が対象のため採用までの期間が長く、就業まで1年~1年半程度の期間を要してきた。しかし「特定技能」を有する外国人材は、既に日本国内に居住している外国人が多いため短期間での採用が可能になる。

同社は、農業分野での就労を希望する外国人材を対象に、特定技能試験のオンライン講義も無料で提供。希望者には、日本語の無料オンラインレッスンを実施して日本語のスキルアップも支援していく考えだ。


株式会社マイナビグローバル
https://mgl.mynavi.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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