「食べチョク」に共同購入機能を追加 新鮮野菜を友人と分けやすく

オーガニック農作物のマーケットプレイス「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデンは、友だち同士で分けやすい分量の農作物が購入できる「共同購入機能」を2019年5月17日(金)にリリースした。


商品代も送料も分割し新鮮野菜を必要な分だけ

「食べチョク」は農家から直接農作物を購入できるオンライン上の直売所。基準を満たすオーガニック農家であれば誰でも無料で出品者登録ができ、1箱から農作物を出品できる。出品された農作物をサイト上から購入すると、収穫後すぐに農家より直送される。

既存のネット直販サービスとは異なり、生産者と消費者が直接つながることができるため、通常流通しない珍しい農作物も販売できる。また、日本のオーガニック農家は全体の約0.5%程度と言われているが、「食べチョク」には現在300軒以上のオーガニック農家が登録している。

ただし、直送のため鮮度が高い農作物が届くというメリットがある一方で、少量で買うには送料が割高になってしまい、一人暮らしの方などには買いづらいという課題があった。

そこで、友だちと商品を分け合う「共同購入」を想定した機能を提供し、“少量買い”のニーズに対応。注文の際に「何人で分けるか」を設定しておくと、農家から分けやすい分量に調整された農作物が送られてくる。


送料も1回分で済み、新鮮な食材を使える分だけ注文でき、食べた感動もみんなで共有できるなど、さまざまなメリットがある。

【例】1000円の商品を購入する場合
<1人で購入>
商品代1000円+送料800円 → 合計1800円

<3人で購入>
商品代1000円+送料267円 → 合計1267円(約30%お得)

※商品代3,000円+送料800円 → 合計3,800円を3人で分ける

使い方は通常の購入時とほぼ同様で、分けたい人数を指定するだけと簡単だ。

  1. 商品を検索:対象商品→http://bit.ly/group_buying_products
  2. 注文画面で分ける人数を設定
  3. 友だちとシェア

共同購入機能リリース記念キャンペーン

共同購入で注文した商品の様子や使ってみた感想を、「#食べチョク」と 「#共同購入」の2つのハッシュタグを付けてInstagramに投稿した方の中から、抽選で10名様に1000円分のクーポンがプレゼントされる。

対象期間は、2019年6月30日(日)23:59まで。

<参考URL>
食べチョク


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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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