マイファーム、新規参入者を対象に「有機JAS認証」取得費用を補助

貸し農園や農業に関する教育事業を展開する株式会社マイファームは、新たに有機農業を開始する農業者等を対象に、有機JAS認証取得に必要な費用の一部を補助する「有機JAS認証取得サポート事業」を開始した。補助は最大12万円、募集期間は2021年5月27日(木)~2021年11月15日(月)まで。


有機JAS講習会や圃場の実地検査に必要な費用を補助


「有機JAS認証取得サポート事業」は、農林水産省が実施する令和3年度有機農業新規参入者技術習得支援事業を活用した補助事業で、有機JAS講習会や圃場の実地検査に必要な費用の補助が受けられる。

事業の概要は以下の通り。

有機JAS認証取得サポート事業の概要


対象者(以下5つの要件をすべて満たす農業者)
・営農後5年以内の農業者であること。
・営農開始時より国際水準の有機農業に取り組む、若しくは営農の一部又は全部を有機農業に転換中(予定している場合も含む)の者で、今後も有機農業に取り組んでいく意向があること。
・過去に有機JAS圃場実地検査を受けていないこと。
・事業期間中または終了後、有機JAS認証を取得する意向があること。
・同社が実施するアンケート調査や事業実施年度の翌年度以降に実施を予定している有機JAS認証取得状況調査に協力すること。

補助金額(次のいずれか、または両方を申請可能)
・有機JAS講習会受講料(最大3万円)
・有機JAS圃場実地検査費用(最大9万円)

募集期間
2021年5月27日(木)~2021年11月15日(月)

申請方法
同社の有機農業者支援事務局まで必要書類を送付
詳しくは下記を確認
令和3年度有機農業新規参入者技術習得支援事業
https://www.organic-support.jp/

同社は「有機JAS認証取得サポート事業」を通じて、有機農業に取り組む農業者の技術習得を支援したい考えだ。


株式会社マイファーム
https://myfarm.co.jp/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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