精密農業対応ドローンクラウドサービス「PrecisionMapper Pro」が登場

株式会社スカイロボットは、 米国のドローンソリューション・ベンチャー、PrecisionHawk USA Inc.のドローン業務ソリューション「PrecisionMapper Pro」を5月より提供開始する。


「PrecisionMapper Pro」はドローン業務ソリューションのクラウドサービス。3D空中測量・精密農業(AG)・赤外線解析/報告という3つのサービスを、年間サブスクリプション42万円(税別)で提供する。特に精密農業(AG)では、標準的な NDVI(正規化差植生指数)以外に、植物の窒素含有量、植物の苗数カウント、農地の冠水被害の調査なども行える。


スカイロボットでは、5月下旬から国内数カ所でPrecisionHawkソリューションのセミナーも順次開催予定。また、全国に34校あるドローンスクールジャパンにて、PrecisionMapper Proの空撮実技と座学のスクーリングを6月から順次開講する。産業用ドローンと高精細可視光カメラ(3D空中測量)、マルチスペクトルセンサ(AG)、赤外線センサーについては、セル/リースにて提供する。


<参考URL>
株式会社スカイロボット
http://www.skyrobot.co.jp
Precision Hawk社
http://www.precisionhawk.com
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    北島芙有子
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    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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