「食べチョク」、登録生産者に向けた助成金や研究事業のサポートを開始

株式会社ビビッドガーデンは「食べチョク」に登録している生産者を対象に、省庁や研究機関が実施する助成金事業や研究事業等を支援する生産者向けのサポート事業を開始した。


支援の具体的内容は以下の2つである。
  1. 助成金や補助金、委託研究事業等に関する情報提供(月1回)
  2. 研究事業等への参加協力(生産者からの個別相談を基に検討)

栃木県のユリ農家の支援をスタート


同社は、サポート事業の第一弾として、栃木県のユリ農家F.F.HIRAIDEが取り組む、配送中の花き類の温度、 湿度、 照度、 重加速度のデータを記録するスマートロガーを使用したスマート農業実証プロジェクトへの参加をスタート。
実証実験で生産したユリは、配送中の温度、 湿度、 照度、 重加速度のデータを記録したデータロガーを付けて販売していく予定だそうだ。

実証プロジェクトで栽培するユリのイメージ
配送中の温度、 湿度、 照度、 重加速度のデータを記録したデータロガー

栃木県のユリ農家F.F.HIRAIDE 平出氏のコメント


近年国内の花生産は減衰を続けており、 コロナ禍において、 さらに厳しい状況に陥っています。 今後は、 生産と販売の両方にイノベーションを起こす必要があり、 スマート技術は国内の花き生産の再興に寄与するものととらえています。 今回の事業において、 技術の優位性を実証し、 花き業界全体の向上に寄与したいと考えています。

F.F.HIRAIDEの平出氏
「食べチョク」が実施したアンケート調査の結果



日本では、助成金制度や補助金制度の創設など農業分野を対象にしたさまざまな施策が講じられているが、情報の点在等を理由に、その内容を把握しきれていない農家が多い状況という。

「食べチョク」が登録生産者に向けて実施したアンケート調査では、省庁や研究機関が実施する助成金事業や研究事業等について、92%の生産者が「何らかのサポートを受けたい」と回答している。


産直サイト「食べチョク」
https://www.tabechoku.com/
データロガー付きのユリの販売ページ
https://www.tabechoku.com/products/101400
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
  4. 鈴木かゆ
    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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