一次産業専門の求人サイト「マイナビ農林水産ジョブアス」がオープン

農業情報の総合サイト「マイナビ農業」を運営する株式会社マイナビは、一次産業に特化した総合求人サイト「マイナビ農林水産ジョブアス」を2021年10月20日にオープンした。


移住支援に関する情報も掲載


「マイナビ農林水産ジョブアス」は、日本の一次産業に携わる企業・団体等の情報に特化した総合求人サイトである。特長は以下の3つだ。

1.スマートフォンでも見やすいUI・UX設計
スマートフォンユーザーを意識したサイト設計で専門知識がなくても簡単に検索できる。

2.独占の求人情報や移住・助成金に関するサポート情報も掲載
実際に現地を訪問して取材した求人情報や移住・助成金に関するサポート情報も掲載。

3.臨場感あふれるビジュアル
一次産業の魅力や雰囲気が視覚的に伝わる臨場感あふれる大きなサイズの画像を使用。

「一次産業への転職」を当たり前に


日本の一次産業は、高齢化や後継者不足の進行を原因に就業人口の減少が深刻化している。
総務省が実施した労働力調査では、一次産業に就業する人の割合が全産業のわずか2.2%に留まるなど、労働環境や収入面への不安から就業を敬遠している若者が増えている実情が報告された。

しかし、近年は同社が提供する農業専門のマッチングアプリ「農mers(ノウマーズ)」の登録者が1年で約10倍に増えるなど、新型コロナウイルス感染拡大の影響を背景に一次産業に関心を持つ人が増えている。

同社は、「マイナビ農林水産ジョブアス」の運営を通じ、「一次産業で働くことが特別ではない未来の実現」に向けた取り組みを推進することで、日本の一次産業の人手不足解消に貢献したい考えだ。


マイナビ農林水産ジョブアス
https://jobearth.mynavi.jp/
マイナビ農業
https://agri.mynavi.jp/
株式会社マイナビ
https://www.mynavi.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
  4. 鈴木かゆ
    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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