業務用野菜をお試し注文できる仕入れサイト「ベジクルLite」がオープン

業務用野菜の販売や生鮮食品流通プラットフォームの運営を手がけるベジクル株式会社は、業務用野菜や果物をお試しで注文できる会員登録不要のECサイト「ベジクルLite」をオープンした。


お試し注文できる飲食店向け仕入れサイト


「ベジクルLite」は、スマートフォンやパソコンを利用して業務用の野菜や果物をお試しで注文できる飲食店向けの仕入れサイト。特長は以下の3つだ。

  1. 全国で生産されている多種多様な野菜・果物をお試しで仕入れできる。
  2. 通常の仕入れに必要な仕入れ先との商談や契約手続が一切必要ない。
  3. 正規の取引を希望する場合はサイト内に表示されている「正規取引申請」をクリックするのみ。

現在は、2200円(税込)以上の商品を注文した利用者を対象に、送料(通常1100円)が実質無料になるキャンペーンを2021年11月30日(火)まで実施している。今後は精肉や鮮魚の取り扱いも予定しているとのこと。

サプライチェーン全体の効率化を支援


日本の業務用野菜・果物の仕入れは、「インターネット上に情報が少ない」、「仕入れ先の候補を見つけても商談や契約手続きなど実際の取引まで時間がかかる」、「契約前に商品の鮮度や配送サービスの質が確かめられない」、「注文時に価格が明示されないことがある」など多くの課題を抱えているという。

同社は、「ベジクルLite」の運営を通じ、日本の飲食事業者が抱える業務用野菜・果物の仕入れに関する課題を解決することで、青果卸サプライチェーン全体の効率化とDX化を支援していきたい考えだ。


「ベジクルLite」
https://vegekul-lite.com/
ベジクル株式会社
https://www.vegekul.com/
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WRITER LIST

  1. よないつかさ
    1994年生まれ、神奈川県横浜市出身。恵泉女学園大学では主に有機栽培について学び、生活園芸士の資格を持つ。農協に窓口担当として5年勤め、夫の転勤を機に退職。アメリカで第一子を出産し、子育てをしながらフリーライターとして活動。一番好きな野菜はトマト(アイコ)。
  2. syonaitaro
    1994年生まれ、山形県出身、東京農業大学卒業。大学卒業後は関東で数年間修業。現在はUターン就農。通常の栽培よりも農薬を減らして栽培する特別栽培に取り組み、圃場の生産管理を行っている。農業の魅力を伝えるべく、兼業ライターとしても活動中。
  3. 槇 紗加
    1998年生まれ。日本女子大卒。レモン農家になるため、大学卒業直前に小田原に移住し修行を始める。在学中は、食べチョクなど数社でマーケティングや営業を経験。その経験を活かして、農園のHPを作ったりオンライン販売を強化したりしています。将来は、レモンサワー農園を開きたい。
  4. 沖貴雄
    1991年広島県安芸太田町生まれ。広島県立農業技術大学校卒業後、県内外の農家にて研修を受ける。2014年に安芸太田町で就農し2018年から合同会社穴ファームOKIを経営。ほうれんそうを主軸にスイートコーン、白菜、キャベツを生産。記録を分析し効率の良い経営を模索中。食卓にわくわくを地域にウハウハを目指し明るい農園をつくりたい。
  5. 田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。