カボチャのスマート農業を紹介する「第5回カボチャ研究会」が3月1日開催<申込〆切2月18日>

農研機構 北海道農業研究センターは、「第5回カボチャ研究会」を2022年3月1日(火)にオンラインで開催する。申し込み締切は2022年2月18日(金)まで。


スマート農業実証プロジェクトの研究成果等を紹介


「第5回カボチャ研究会」は、農業人口の減少や高齢化、担い手不足等の課題を背景に、作付け面積や収穫量が減少傾向にある国産カボチャの生産振興を目的に開催するオンラインイベント。当日は最新の品種開発に関する講話や令和2年度から取り組んでいるスマート農業実証プロジェクトで得た研究成果の紹介等が予定されている。

詳細は以下の通りだ。

1.「カボチャの品種開発と生産について」
(朝日アグリア株式会社 種苗部長 兼 種苗開発課 課長 小倉健生氏・種苗開発課 辻あづみ氏)
2.「作業軽労化に向けたカボチャ果柄剪定鋏改良の試み」
(農研機構北海道農業研究センター寒地野菜水田作研究領域 野菜水田複合経営グループ 主任研究員 嘉見大助氏)
※休憩5分
3.「スマート農業実証プロジェクト」成果紹介
1)自動苗かん水装置について
(農研機構北海道農業研究センター寒地野菜水田作研究領域 野菜水田複合経営グループ グループ長補佐 中村卓司氏)
2)有人・無人トラクタ協調作業による耕うんの実証
(農研機構北海道農業研究センター寒地野菜水田作研究領域 野菜水田複合経営グループ 上級研究員 齋藤正博氏)
3)画像解析によるカボチャの生育診断とドローンを用いた部分窒素追肥
(農研機構北海道農業研究センター寒地野菜水田作研究領域 野菜水田複合経営グループ 研究員 鮫島啓彰氏)
4)収穫支援機 (試作機)の紹介
(農研機構北海道農業研究センター寒地野菜水田作研究領域 野菜水田複合経営グループ 主席研究員 杉戸智子氏)
※休憩5分
4.総合討論

対象となるのは、生産者、民間企業、JA関係者、大学、研究機関、スマート農業実証プロジェクト関係者等で、申し込みは専用フォームで受け付けているとのこと。

開催概要


第5回カボチャ研究会
日時:2022年3月1日(火)13:15~16:00
場所:オンライン(Microsoft Teamsを利用予定)
料金:無料
定員:250名
申込:https://prd.form.naro.go.jp/form/pub/naro01/kabocha_2022
締切:2022年2月18日(金)


農研機構 北海道農業研究センター
https://www.naro.go.jp/laboratory/harc/index.html
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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