農業用ドローン「AC101」への「のりかえ支援キャンペーン」が3月末まで開催中

産業用ドローンの開発・製造・販売を手がける株式会社NTT e-Drone Technologyは、農業用ドローン「AC101」の購入を支援するキャンペーンを開始した。

出典:株式会社NTT e-Drone Technology
「AC101」は、中山間地域が多い日本の農業向けに開発された農薬散布用のドローン。
軽量・コンパクト・省エネの3つが特長で、日本のドローン製品では初めてとなる7年間の長期保障も付属している。
機体重量は5.8kgでプロペラはカーボン製を採用。バッテリー1本で最大2.5ヘクタールを散布できる。

他社農業用ドローンを使用している方が対象


同社が開始したキャンペーンは、「AC101」へのを買い換えを希望する他社製品ユーザーを対象に、「スクール受講料(経験者コース)1名分の割引」、「専用バッテリー2本の無償提供」のいずれかを付与するもの。

出典:株式会社NTT e-Drone Technology
条件は、現在使用する農業用ドローンに関する簡易アンケート(購入時期、使用感等※写真提供含む)に回答するのみで、2021年に同社が譲渡を受けた株式会社エンルート製の製品からの買い換えも対象となる。

キャンペーン期間は2022年3月31日までで、スクールの応募状況やバッテリーの在庫状況によっては、どちらしか選択できない場合もあるとのこと。

製品概要


農業用ドローン「AC101」
機体寸法:全長935mm×全幅935mm×高さ676mm(アーム展開時)
機体重量:5.8kg
タンク容量:8L
最大散布幅:5m
散布速度:15km、20km
散布高度:作物から2m
吐出量:0.7L~1.3L(速度連動散布機能付き)
最大離陸重量:20kg
積載可能重量:8kg
最大飛行時間:30分(ホバー状態)
最大飛行速度:5.6m/s(水平)・1.5m/s(上昇)
耐風性能:8.0m/s
使用周波数帯:2.4GHz
最大電波到達距離:1km


株式会社NTT e-Drone Technology
https://www.nttedt.co.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
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    川島礼二郎
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  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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