ヤンマー、直進アシスト機能搭載トラクター「YT3Rシリーズ」を発売

農業用トラクター等の開発・製造を手がけるヤンマーアグリ株式会社は、直進アシスト機能付き農業用トラクター「YT3Rシリーズ」を2022年6月1日に発売する。希望小売価格は384万4500円~809万6000円(税込)。



簡単な操作で作業負担を軽減


「YT3Rシリーズ」は、自動運転技術や高精度な位置情報を活用して農業生産の省力化や効率化、高精度化を実現する「SMARTPILOT(スマートパイロット)シリーズ」に新たに追加される農業用トラクターである。

種類
・YT328R(J)/28馬力(直進アシスト仕様なし)
・YT330R(J)/30馬力
・YT333R(J)/33馬力
・YT338R(J)/38馬力
・YT345R(J)/45馬力
・YT352RJ/52馬力
・YT357RJ/57馬力

1.直進アシスト機能
衛星から送信された補正情報を基に位置情報を取得するD-GNSS方式の自動操舵システムを採用。基準線となるA点・B点を事前に登録しておけば、それに沿った正確な作業を行ってくれる。また、旋回時にハンドルを切ると作業機が自動で上がり、旋回後に作業機を下げると直進アシスト機能が自動でONになる。

2.RTKアップグレードキットオプション
センチメートル単位の高精度な位置情報を取得するRTK-GNSSオプション。時間が経過しても位置情報のズレが少ないため、田んぼのあぜ塗りや畑のうね立てなど、高精度な走行が求められる作業でも安心して使用することができる。利用には別途補正情報サービスの契約と通信端末が必要。

あぜ塗り作業の様子

うね立て作業の様子

3.無段変速トランスミッション「I-HMT」
ヤンマーが独自に開発した伝達効率の高い無段変速トランスミッション「I-HMT」を採用。作業内容やほ場条件に合わせた最適な速度で作業を行うことができる。通常のギア変速と比較して変速時のショックも少ない。


同社は、「YT3Rシリーズ」の提供を通じ、農業用トラクターを使用した耕耘作業の省力化・効率化・高精度化に貢献したい考えだ。

製品情報


直進アシスト機能付き農業用トラクター「YT3Rシリーズ」
メーカー:ヤンマーアグリ株式会社
製品型式:「YT328R(J)」・ 「YT330R(J)」・「YT333R(J)」・「YT338R(J)」・「YT345R(J)」・「YT352RJ」・「YT357RJ」
小売価格:384万4500円~809万6000円(税込)


「YT3Rシリーズ」紹介ページ
https://www.yanmar.com/jp/agri/products/tractor/yt3r/
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WRITER LIST

  1. 槇 紗加
    1998年生まれ。日本女子大卒。レモン農家になるため、大学卒業直前に小田原に移住し修行を始める。在学中は、食べチョクなど数社でマーケティングや営業を経験。その経験を活かして、農園のHPを作ったりオンライン販売を強化したりしています。将来は、レモンサワー農園を開きたい。
  2. 田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  3. さわちん
    2児の父。あるきっかけにより農業のイメージを変えたいと考え、16年間のサラリーマン生活にピリオドを打つことを決意。2020年春、家族で田舎に移住し、新規就農を目指す。自身が「移住×就農のモデルケース」となるために、いろんな方面へ向けて奮闘中。
  4. 福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  5. 窪田新之助
    農業ジャーナリスト。福岡県生まれ。日本経済新聞社が主催する農業とテクノロジーをテーマにしたグローバルイベント「AG/SUM(アグサム)」プロジェクトアドバイザー、ロボットビジネスを支援するNPO法人Robizyアドバイザー。著書に『日本発「ロボットAI農業」の凄い未来』『GDP 4%の日本農業は自動車産業を超える』(いずれも講談社)など。