STEAM教育のプロキッズが「アグリテック体験プログラム」の参加者を募集

STEAM教育事業を展開する株式会社プロキッズと姫路市は、農業ロボットやAIを活用したスマート農業が体験できる「アグリテック体験プログラム」の募集を開始した。募集期間は2022年9月15日(木)~2022年10月2日(日)まで。


スマート農業の実証実験を体験


「アグリテック体験プログラム」は、農業ロボット「ファームボット」と農業AIブレーン「e-kakashi」を活用した実証実験が体験できる子ども向けの学習プログラム。

「ファームボット」
パソコンやスマートフォンを利用して遠隔から種まきや水やり作業を実行できる農業ロボット。
自分で作成したプログラム通りに動かすことも可能。

「e-kakashi」
収穫までの最適な栽培方法を提案してくれるAI搭載の農業ツール。
畑で収集した環境データや水分量を遠隔から確認することも可能。

参加対象は、姫路市に在住または通学する小学生・中学生・高校生(子ども1人・保護者1人で1組)で、2022年10月16日(日)・23日(日)に実施するレクチャー会に参加することや応募要件を満たしていることが必要となる。

レクチャー会の日程
第1回レクチャー会
日時:2022年10月16日(日)13:00~17:00
場所:仁色ふるさと農園(姫路市船津町4468番地1)
第2回レクチャー会
日時:2022年10月23日(日)13:00~17:00
場所:オンライン
応募要件
・「アグリテック体験プログラム」を実施する仁色ふるさと農園への移動手段があること。
・パソコンとスマートフォンを保有し、自宅にインターネットに接続できる環境があること。
・パソコンの操作に慣れていること※保護者または本人にプログラミング経験があると尚良。
・実証実験のため参加者自身で主体的にトラブル解決に取り組むこと。
・雑草の駆除などの作業に自主的に取り組むこと。
・撮影した写真や動画を姫路市およびプロキッズに関連するホームページや広報で利用しても問題ないこと。
・事前アンケートと事後アンケートに回答すること。

実証実験の期間は2022年10月16日(日)~2023年1月15日(日)までで、参加者には以下の特典が与えられる。

  • 仁色ふるさと農園にある畑の中から事務局が指定した1区画(約12平方メートル)を無償で貸与。
  • 各区画内に設置してある「ファームボット」と「e-kakashi」の利用。
  • 種や苗の無償提供(約5平方メートルの作付けに使用する量)※足りない分は参加者が用意。
  • 収穫した農作物の持ち帰り。
  • 参加証明書の発行。

なお、操作上のトラブルについては、基本的に参加者自らの力で解決していく必要があるが、不明点があればLINEで相談を受け付けるとのこと。

「アグリテック体験プログラム」を実施する仁色ふるさと農園

プロキッズと姫路市は、「アグリテック体験プログラム」の実施を通じ、地域の子どもたちにスマート農業を導入した未来の農業を体験してもらいたい考えだ。

募集要項


「アグリテック体験プログラム」
募集期間:2022年9月15日(木)~2022年10月2日(日)
対象:姫路市に在住または在勤の小学生・中学生・高校生(子ども1人・保護者1人で1組)
場所:仁色ふるさと農園(姫路市船津町4468番地1)
定員:4組(応募者多数の場合は事務局が選考)
料金:無料
申込:https://prokids.jp/agritech_program_2022
実施期間:2022年10月16日(日)~2023年1月15日(日)



株式会社プロキッズ
https://prokids.jp/
姫路市
https://www.city.himeji.lg.jp/
SHARE

最新の記事をFacebook・メールで
簡単に読むことが出来ます。

WRITER LIST

  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
パックごはん定期便