農業素人ふたりが高崎農業の魅力を伝える動画チャンネル「農Tube 高崎」スタート

群馬県高崎市は、ブランド・シティプロモーション第3弾として、農業素人ふたりによる高崎市の農業の魅力を伝える農業系YouTube「農Tube 高崎」を、2019年7月24日よりスタートした。

「農Tube 高崎」は2017年にスタートし、6月のカンヌ広告祭でも銅賞を受賞した「絶メシリスト」、2018年に行った「#インスタグンマー高崎」に続く高崎市第3弾のプロモーション。今回は農業における労働人口減少などの日本の農業が抱える問題を解決するきっかけとして、農業に興味を持ってもらうことを目的としている。

出演者には、農業素人の手島実優と富井大遥の2名をYouTuberとして起用。2人による「農Tube 高崎」を通じて、高崎市で生産される農作物にスポットを当て、就農者の話やプロならではの技術、知られていない農業の裏話、さらには実際に畑で農業にチャレンジするなど、農業にまつわる様々なコンテンツを発信し、農業の魅力を伝えていく。

「農Tube 高崎」とは
「農Tube 高崎」とは、農業における労働人口減少など日本の農業課題解決のきっかけとして農業に興味を持ってもらうため、農業素人二人が農業にチャレンジし、魅力を伝える農業系YouTubeチャンネルです。高崎市で生産される農作物にスポットを当て、実際に農業に就労されている方のお話や、プロならではの技術、知られていない農業の裏話、さらには実際に畑で農業にチャレンジするなど、農業にまつわる様々なコンテンツを発信していきます。

チャンネル名 :農Tube 高崎 –毎旬配信!採れたてリアル農業ライフ-
URL :https://www.youtube.com/channel/UCKKk2ZvfTJqFyCChKtSugFQ/featured


出演者

手島 実優 (てしま みゆう)

【今回の企画にあたってのコメント】
農業に興味がない人が見たときにちょっと気になるチャンネルに、農業に興味がある人がみたときに参考になるチャンネルになるように全力で楽しんでみようと思います!YouTubeらしいおもしろ企画にも挑戦します!

富井 大遥(とみい たいよう)

【今回の企画にあたってのコメント】
若い人たちに興味を持ってもらって、「農業ってこんなに面白いんだ」、「自分もやって見たいな」と思ってもらえるようなチャンネルにしたいです。

投稿内容 :第1話「今日から農Tuberはじめます!」 7月24日公開

第2話「農家の相棒・ヤンマートラクターに乗って初土耕!」 7月24日公開

撮影にご協力いただく農家の方

今後の撮影にあたり、高崎市の野菜生産農家さん、果樹生産農家さん、園芸農家さん、畜産農家さん、特用林産物(きのこ等)生産農家さんなどにご協力いただく予定です。
以下、一部生産者の方からのコメント。

【野菜生産農家コメント】
農業に興味のある若い人たちが来ることが地域が元気になることにつながるので、
これをきっかけにどんどん興味のある人が増えてくれればいいなと思います。

【野菜生産農家コメント】
農業に興味のある若い人たちが来ることが地域が元気になることにつながるので、
これをきっかけにどんどん興味のある人が増えてくれればいいなと思います。

【果樹生産農家コメント】
若い二人が高崎市の農業応援のために一生懸命頑張っている姿を見て、嬉しく思いました。
若い人が応援してくれることが後継者問題解決などに繋がれば良いなと思っています。

【果樹生産農家コメント】
若い二人が一生懸命高崎の農業をPRしてくれて、これからワクワクするような気持ちになりました。

富岡賢治 高崎市長のコメント
日本の農業は就労者が年々減り続けており、就労者の高齢化や後継者不足などが大きな問題となっています。高崎市も例外ではなく、年々就労者が減り続けている状況です。そのような状況の中、どうしたら高崎市の農業の良さが伝わり、興味を持ってもらえるのかを考えました。2017年9月にスタートした『絶メシリスト』では、これまで光が当たりにくかった高崎市の昔ながらの飲食店を紹介し、注目される様になりました。2018年にスタートした『#インスタグンマー高崎』では若者に人気のインスタグラムに注目し、高崎らしい風景にスポットを当てることで、高崎市の良さをアピールできたと感じています。そして今回、YouTubeを活用し、農業の実態や知られざる面白さや魅力などを映像で伝えていきたいと考え、『農Tube 高崎』を実施することにしました。今回出演する2名は農業経験はありませんが、体験を通じて農業の面白さ・魅力を発信していけたらと思っています。また今回のプロモーション事業が、農業に対する新たな取組みとして、高崎市の農業就労者の活性化になれば嬉しい限りです。農業初心者の2名がお届けする農業系YouTube『農Tube 高崎』をぜひお楽しみください。

〈参考〉日本の農業における課題


厚生労働省の農業労働力に関する統計によると、日本の農業就業人口は平成30年まで10年連続減少傾向にあり、10年前の平成22年から比較すると約60.5%に減少しています。

<参考>高崎ブランド・シティプロモーション「絶メシリスト」とは

『絶メシリスト』とは、高崎市民の皆様から頂いた、失うには惜しく、絶やしてはならないと思う高崎の絶品グルメ情報の中から、プロのグルメライターたちで編成した『絶メシ調査隊』が厳選した「絶メシ」を紹介する高崎市オリジナルのローカルグルメサイトです。
本サイトには、絶メシ調査隊が厳選した「絶メシ」を紹介する他に、長年こだわり抜かれた「絶メシ」の門外不出レシピの紹介や、『絶メシリスト』掲載店の将来的な後継者・インターン生の募集、絶やしてはならない“絶メシ店”のタレコミ情報投稿など、様々な機能があります。
本プロモーションで国内最大級の広告賞「ACC TOKYO CREATIVE AWARDS 2018」(マーケティング・エフェクティブネス部門)で最高賞を受賞、アジア最大の広告の祭典「アジア太平洋広告祭(ADFEST 2019)」で3部門で金賞を受賞、国際広告賞の中でも古い歴史を持つ「ニューヨークフェスティバル2019(New York Festivals Advertising Award 2019)」で銅賞を受賞、さらに世界最大級の国際広告祭「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」(メディア部門)でブロンズ賞をいただきました。

<参考URL>
「農Tube 高崎」

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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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