コメ由来の生分解性プラスチック「ネオリザ」を活用した肥料被覆材が誕生
株式会社バイオマスレジンホールディングスは、京都大学と共同で研究を進める生分解性プラスチック「ネオリザ」が、三洋化成工業株式会社が開発した肥料被覆材に採用されたと発表した。
生分解性とは、自然界に残存した物質を微生物の力で分子レベルに分解し、水や二酸化炭素に変える性質のことである。
「ネオリザ」は、古米や破砕米など食用に向かないコメを原料にした生分解性のプラスチック。
コメの含有量を自由に調整できるのが特長で、含有率が高いほど生分解のスピードが速くなることが判明している。
今回、三洋化成工業が開発したのは、「ネオリザ」の特性である生分解性を生かした肥料被覆材。
肥料成分が溶出した後に残る被膜殻が水や二酸化炭素に変化してくれるため、土壌汚染や海洋汚染のリスクを最小に抑えることができるという。
今後は、2027年の実用化を目標に、検証に向けた協力を進めていく予定だ。
生分解性プラスチック「ネオリザ」
https://www.biomass-resin.com/product/neoryza/
株式会社バイオマスレジンホールディングス
https://www.biomass-resin.com/
三洋化成工業株式会社
https://www.sanyo-chemical.co.jp/
生分解性とは、自然界に残存した物質を微生物の力で分子レベルに分解し、水や二酸化炭素に変える性質のことである。
古米や破砕米などを活用
「ネオリザ」は、古米や破砕米など食用に向かないコメを原料にした生分解性のプラスチック。
コメの含有量を自由に調整できるのが特長で、含有率が高いほど生分解のスピードが速くなることが判明している。
土壌汚染や海洋汚染の問題を解決
今回、三洋化成工業が開発したのは、「ネオリザ」の特性である生分解性を生かした肥料被覆材。
肥料成分が溶出した後に残る被膜殻が水や二酸化炭素に変化してくれるため、土壌汚染や海洋汚染のリスクを最小に抑えることができるという。
今後は、2027年の実用化を目標に、検証に向けた協力を進めていく予定だ。
生分解性プラスチック「ネオリザ」
https://www.biomass-resin.com/product/neoryza/
株式会社バイオマスレジンホールディングス
https://www.biomass-resin.com/
三洋化成工業株式会社
https://www.sanyo-chemical.co.jp/
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