テムザック、農業向け業務ロボット「ワークロイド」を活用した米作りで延岡市と連携

株式会社テムザック、延岡市(宮崎県)、一般財団法北浦町農業公社の3者は、「ワークロイド」を活用した米作りおよび米粉の生産に関する研究・開発に共同で取り組む連携協定を2022年12月15日に締結した。



「ワークロイド」とは、人と共存しながらより実用的な業務を遂行するロボットのことである。


持続可能な農業を実現


今回の連携協定は、「ワークロイド」を活用した米作りおよび米粉の生産に関する研究・開発を通じて、農業人口の減少や高齢化、耕作放棄地の増加などの地域課題を解決していくものである。

参考|基幹的農業従事者の推移※農林水産省「農林業センサス」データを参考に作成

3者の役割と取り組みの内容を表した図は以下の通り。

3者の役割

3者が取り組む内容

3者は今回の連携協定を通じ、少ない労力で農業ができる仕組みづくりを目指していく考えだ。


株式会社テムザック
https://www.tmsuk.co.jp/
延岡市(宮崎県)
https://www.city.nobeoka.miyazaki.jp/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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