刃先だけを交換できる土耕農機専用部品「RePlow リプラウ シリーズ」が発売

北海道を本拠に農業用鉄コンテナの開発・製造・販売等を手がけるセイカン株式会社は、サブソイラやカルチベータなどの土耕農機に取り付ける専用のアタッチメント「RePlow リプラウ シリーズ」を2023年3月1日に発売した。


土耕農機とは、農地の心土破砕や表層混和などを行う農業トラクター用の作業機のことである。

摩耗した刃先部分だけを交換


「RePlow リプラウ シリーズ」は、サブソイラやカルチベータなどの爪に取り付けることができる分割式のアタッチメントで、架台(ブラケット)と刃先(チゼルやウイング)が一体になっている従来の製品とは違い、摩耗した刃先部分だけを交換できるのが特長。

摩耗しやすいチゼルやウイングといった部品については、厚みや幅を改善したことにより耐久性が向上している。さらに、チゼル両端を高くしたことで土耕能力の向上などの効果も見込めるという。

製品概要


 



同社は、「RePlow リプラウ シリーズ」の提供を通じ、土耕農機の維持費軽減に貢献したい考えだ。

セイカン株式会社
https://www.h-seikan.co.jp/
RePlow リプラウ シリーズ 特設ページ
https://www.h-seikan.co.jp/products/chisel/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    北島芙有子
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    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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