下呂市、「タイミー」を活用して農業の人手不足解消に向けた取り組みを開始

株式会社タイミーと下呂市は共同で、好きな時間に働けてすぐに報酬がもらえるスキマバイトアプリ「タイミー」を活用して農業の人手不足を解消する取り組みを開始する。


農業の働き手を募集


今回の取り組みは、両者が労働人口の減少などの課題解決を目的に締結した「業務締結に関する協定」に基づき行われるものである。

内容は以下の通りだ。

1.「タイミー」を活用した働き手の募集
下呂市内および近隣市町村の住民を対象に農業の働き手を募集する。

2.事業者向け説明会の実施
「タイミー」への求人掲載を希望する農業者等を対象に活用に向けた説明会を実施する。



タイミーは、面接や履歴書が不要で空いた時間にすぐに働けるのが特長。これまでに農業分野では、JA全農ぐんまとJA静岡経済連の2つの団体が利用に向けた基本契約を締結している。
なお、観光や介護、医療、林業など農業以外の分野でも同様の取り組みを進めていく計画とのこと。


スキマバイト専用アプリ「タイミー」
https://timee.co.jp/
株式会社タイミー
https://corp.timee.co.jp/
下呂市
https://www.city.gero.lg.jp/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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