ショウワ、北海道大学との共同研究で土壌改良効果を持つ「キトサン」の分画に成功
株式会社ショウワは北海道大学と実施した共同研究で、農業分野での活用が期待されている「キトサン」の分画に成功した。
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キトサンとは、エビやカニなどの甲殻類の上皮等から抽出されるキチンからアセチル基を除去した物質。高い抗菌効果を持つのが特長で、土壌改良材(バイオスティミュラント)などへの活用が見込まれている。
研究では、北海道大学の戸倉清一名誉教授の協力の下、「キトサン」を酸で溶解し、アルカリ物質を投入して、中性化するまでの過程を観察。すると、分子量が少ない「低分子キトサン」と分子量が多い「高分子キトサン」に分画する様子が確認できたという。
その後、分画した「低分子キトサン」と「高分子キトサン」を詳しく分析してみた結果、分子量の違いで異なる働きをする事実が判明したとのこと。
分子量別の効果・特徴
低分子:農作物の成長促進・活性化効果
高分子:農作物の抗菌・防虫作用効果
現在は、水耕栽培と露地栽培の2つを対象にした実験を行っている段階で、「低分子キトサン」を対象に農作物の成長過程をレポートするモニター募集も行っている。
モニター応募の締切は2023年4月20日(木)23時59分まで。詳しくはショウワの公式Twitter(https://twitter.com/Corp_showa)より確認。
株式会社ショウワ
http://www.e-showa.net/
北海道大学
https://www.hokudai.ac.jp/
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キトサンとは、エビやカニなどの甲殻類の上皮等から抽出されるキチンからアセチル基を除去した物質。高い抗菌効果を持つのが特長で、土壌改良材(バイオスティミュラント)などへの活用が見込まれている。
分子量の違いで異なる働きをする事実が判明
研究では、北海道大学の戸倉清一名誉教授の協力の下、「キトサン」を酸で溶解し、アルカリ物質を投入して、中性化するまでの過程を観察。すると、分子量が少ない「低分子キトサン」と分子量が多い「高分子キトサン」に分画する様子が確認できたという。
その後、分画した「低分子キトサン」と「高分子キトサン」を詳しく分析してみた結果、分子量の違いで異なる働きをする事実が判明したとのこと。
分子量別の効果・特徴
低分子:農作物の成長促進・活性化効果
高分子:農作物の抗菌・防虫作用効果
現在は、水耕栽培と露地栽培の2つを対象にした実験を行っている段階で、「低分子キトサン」を対象に農作物の成長過程をレポートするモニター募集も行っている。
モニター応募の締切は2023年4月20日(木)23時59分まで。詳しくはショウワの公式Twitter(https://twitter.com/Corp_showa)より確認。
株式会社ショウワ
http://www.e-showa.net/
北海道大学
https://www.hokudai.ac.jp/
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