AGRIST、LINE版農業AIアシスタント「あぐりすたんと」の無料提供を開始

AGRIST株式会社は、Azure OpenAI Serviceを使用したLINE版農業アシスタント「あぐりすたんと」の提供を開始した。利用料は無料。LINEで「あぐりすたんと」を友達登録し、農業にまつわる質問を送ると回答が返ってくる。


世界中の文献から農業に関する悩みの答えを探しアドバイス


AGRISTは、宮崎県児湯郡新富町を本拠に、農業ロボットの開発などを手がける企業だ。

今回開発した「あぐりすたんと」は、MicrosoftのAzure OpenAI Serviceを使用した農業専門のAIアシスタント。世界中の文献から農業に関する悩みの答えを探し、アドバイスしてくれるのが特長で、農業に関連しない質問には答えないように設定されているという。


回答にかかる時間は最大30秒ほどで、栽培方法や作物の病気、料理でのアレンジ方法などの質問にも回答してくれる。


現在は、この「あぐりすたんと」のシステムをさらに応用した革新的なサービスを今年秋のサービスインに向けて開発中とのこと。

今後は、各農場ごとのオリジナルデータを集め、農場内で得られたデータをかけ合わせることで、新規就農者が中堅農家と同じくらいの営農実績を出せるようになることを目指す。また、すべての生産者の収益が向上するように、より効率的な営農の場や環境を提供していくことを目標としている。

開発者コメント(テックリード 清水秀樹氏)


「私たちは普段からAzure OpenAI Serviceを使って、ChatGPTの驚くべき能力を実感してきました。この技術を農業にも活用できるようにし、多くの方にその恩恵を感じていただきたいと考えています。そこで誕生したのが、LINEを使ってスマホで手軽に質問できる、この新しいAIサービスです。LINEを通じて、日常のちょっとした疑問にも気軽に質問でき、最新のテクノロジーを相談相手として活用できるようになります。判断はあくまでユーザーが行い、ChatGPTの意見を参考にすることができます。

今後、間違いなく進化を続けるAIやロボティクスを活用した農業の世界に触れてみたい方、高額なサービスをいきなり導入できないけれど、AIの素晴らしさを実感してみたい方、ぜひLINEで友達登録をして、この画期的なサービスをお試しください。私たちのサービスが、農業に関するあなたの素朴な疑問や課題解決の助けとなることを願っています」

AGRIST株式会社
https://agrist.com
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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