NTT東日本は、JA湘南と共同で、水田水位センシングを活用して水田の見回り作業を削減する実証を開始した。

「収穫量の変化」と「見回り稼働の効率化」の2つを検証

JA湘南管内の米農家である横山直道氏の協力の下、給水ゲートの開閉を遠隔から制御するIoTプラットフォームを活用して、「収穫量の変化」と「見回り稼働の効率化」の2つを検証するものである。





概要は以下の通り。

1）期間
2023年5月下旬～2023年10月（予定）
2）場所
横山ライスセンター（神奈川県伊勢原市）および周辺の圃場（2カ所）
3）内容
・点在する水田にセンサーを設置して水位・水温を測定しクラウド上でデータ管理する。
・取得したデータを確認して遠隔から水田の状況を把握する。
・給水ゲートを遠隔操作して水量・水温を管理する。
4）検証項目
・収穫量の変化・見回り稼働の効率化
5）使用機器
・水位・水温センサー（提供元：株式会社インターネットイニシアティブ）
・IoTプラットフォーム（提供元：株式会社インターネットイニシアティブ）
・給水ゲート（提供元：株式会社笑農和）

同社は今回の実証を通じ、高齢化が進む日本の米農家の省力化・省人化に貢献したい考えだ。


NTT東日本
https://www.ntt-east.co.jp/
JA湘南
https://www.jakanagawa.gr.jp/shonan/index.html