SBプレイヤーズと那須拓陽高校、バイオマス原料となる非食用米の生産を開始

SBプレイヤーズ株式会社と栃木県立那須拓陽高等学校は、持続可能な農業の模索と環境課題の解決を目指す連携協定を締結した。両社はバイオマス原料となる非食用米の生産の実証実験などを通じて、生産性の向上や作業の省力化に向けた手法の確立を目指す。


スマート農業による米づくりで農業の課題解決へ


SBプレイヤーズは、ソフトバンク株式会社の子会社。関連会社である株式会社たねまき・株式たねまき常総を通じ、最先端のテクノロジーを導入した農業生産事業を展開している。

那須拓陽高等学校は、栃木県那須塩原市にある普通科2クラス・農業系学科3クラス・家庭系学科1クラスの高等学校。農業系学科では、農場にビオトープを整備するなど環境学習に力を入れた農業実習を行っている。

今回の連携協定における取り組みでは、同社がICTを取り入れた米栽培技術を提供し、非食用米の生産を行いながら、作業負荷の少ない農業の確立を目指す。栽培した米は、新たな農業収益の手段を模索するため、バイオマス原料として活用していくという。

このほか、農作物の生産による温室効果ガスの排出削減に関する検証など、さまざまな実証実験を行っていく予定だ。

農業ドローンを使用した農薬散布のイメージ

連携協定の概要は以下の通り。

1)締結日
・2023年5月30日(火)
2)目的
・実証実験を通じて持続可能な農業と環境における学びの場を生徒に提供することで、持続可能な農業の模索と環境課題の解決を目指す
3)連携事項
・持続可能な農業の実現に関すること
・農作物の資源循環の推進に関すること
・那須拓陽高等学校に在籍する生徒の人材育成および教育研修に関すること
・その他、双方の取り組みの発展に関すること


SBプレイヤーズは今回の連携協定を機に、農業の担い手不足や収益性の向上、環境問題の解決などに取り組む「未来へつなぐ農業プロジェクト」を始動する構えだ。


SBプレイヤーズ株式会社
https://www.softbankplayers.co.jp/
株式会社たねまき
https://www.tanemaki.co.jp/
栃木県立那須拓陽高等学校
https://www.tochigi-edu.ed.jp/nasutakuyo/nc3/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 加藤拓
    加藤拓
    筑波大学大学院生命環境科学研究科にて博士課程を修了。在学時、火山噴火後に徐々に森が形成されていくにつれて土壌がどうやってできてくるのかについて研究し、修了後は茨城県農業総合センター農業研究所、帯広畜産大学での研究を経て、神戸大学、東京農業大学へ。農業を行う上で土壌をいかに科学的根拠に基づいて持続的に利用できるかに関心を持って研究を行っている。
  4. 大槻万須美
    大槻万須美
    管理栄養士・フードスタイリスト。楽しく食べて健康に。食の大切さを伝えるため、料理教室、バレエダンサーやアスリートのパーソナル栄養サポート、レシピ・コラムの提供など幅広く活動。子どもの頃の毎年の米作り経験から、身近な食体験の重要性についても実感し、おとなと子どもの食育サポートにも力を注いでいる。
  5. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
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