バス停経由で新鮮野菜を共同配送する「やさいバス」が総務大臣賞/ACCグランプリを受賞

9月11日(水)に一般社団法人 ACCは、「2019 59th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」クリエイティブイノベーション部門の公開プレゼンテーション&最終審査会(以下、最終審査会)を、DMMグループ 六本木オフィス イベントスペースにて開催。総務大臣賞/ACCグランプリほか各賞が決定した。


ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSとは


「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」は、1961年より開催されてきた広告賞「ACC CM FESTIVAL」を前身とし、テレビ、ラジオCMの質的向上を目的に、2017年よりその枠を大きく拡げ、あらゆる領域におけるクリエイティブを対象としたアワードにリニューアルした。
名実ともに、日本最大級のアワードとして広く認知されており、総務大臣賞/ACCグランプリは、クリエイティブにたずさわる人々の大きな目標となっている。

「やさいバス」がクリエイティブイノベーション部門 最優秀賞へ

クリエイティブイノベーション部門では、未来を創り出し、世の中を動かす可能性のあるアイデアとテクノロジーとの掛け算で産み出された「プロダクト&サービス」と、「プロトタイプ」を対象に、今年は6月3日~7月8日にかけて作品を募集した。
最終審査会には、2次審査を通過した9チームが参加。会場に集まった一般来場者、報道関係者など約150名が注目する中、各チームがそれぞれ用意した映像や、実機を用いたデモンストレーションを交えての作品説明および、審査委員との活発な質疑応答が繰り広げられた。


その結果、最高賞である総務大臣賞/ACCグランプリには、やさいバス/博報堂/スタンダードが手掛けた「やさいバス」が、ACCゴールドにGRA&GREEN/電通/ピクトが手掛けた「RETHINKING TOBACCO」が選出されたほか、ACCシルバー、ACCブロンズの各賞が決定した。

輸送コストを大幅削減「やさいバス」について

「やさいバス」は新鮮な野菜や果物を鮮度がいいうちに素早く購入者のもとへ配送してくれるサービスだ。生産者がバス停に野菜を出荷し、購入者がバス停まで取りにいく共同配送システムでコストを大幅に削減する。


現在は静岡県内の15カ所にバス停が設置されている。購入者は生産者から直接新鮮な農産物を安く購入することができ、生産者は販路の拡大と配送の手間が減るというメリットがある。参加者同士でのコミュニケーションが取れるのもひとつの特徴だ。

「2019 59th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」
クリエイティブイノベーション部門 入賞作品一覧

総務大臣賞/ACCグランプリ

やさいバス(作品番号:CI191444)
カテゴリー: プロダクト&サービス
応募団体 : やさいバス/博報堂/スタンダード
URL : https://vegibus.com/

ACCゴールド

RETHINKING TOBACCO(作品番号:CI192558)
カテゴリー: プロトタイプ
応募団体 : GRA&GREEN/電通/ピクト
URL : https://www.gragreen.com

ACCシルバー

ヒトとロボットによる家事支援サービス“ugo(ユーゴー)”(作品番号:CI191658)
カテゴリー: プロトタイプ
応募団体 : Mira Robotics
URL : https://mirarobotics.io/

TUNA SCOPE (作品番号:CI192068)

カテゴリー: プロダクト&サービス
応募団体 : 電通/電通国際情報サービス/双日
URL : https://tuna-scope.com/jp/

コクヨ しゅくだいやる気ペン (作品番号:CI192627)
カテゴリー: プロダクト&サービス
応募団体 : コクヨ/ワン・トゥー・テン・ホールディングス/博報堂
URL : https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/yarukipen/

TOUCH-AND-GO COFFEE Produced by BOSS (作品番号:CI192702)
カテゴリー: プロダクト&サービス
応募団体 : サントリーホールディングス/バスキュール/Showcase Gig
URL : https://touch-and-go-coffee.jp/

ACCブロンズ

SPACE LIGHT SHUTTLE (作品番号:CI190758)
カテゴリー: プロトタイプ
応募団体 : イメージソース
URL : https://www.youtube.com/watch?v=MgvGYu3TqvQ

 ペットから変革を起こすフードテック BODY CALL (作品番号:CI192433)
カテゴリー: プロダクト&サービス
応募団体 : 電通
URL : ―

おかえりチェッカー (作品番号:CI192453)

カテゴリー: プロダクト&サービス
応募団体 : 電通デジタル/バリスタ
URL : ―

<参考URL>
ACCファイナリストを含む入賞作品一覧
審査委員紹介

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WRITER LIST

  1. 田牧一郎
    たまきいちろう。68歳。日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 山田正美
    大阪工業大学大学院修了。福井県職員として、農業試験場研究員、専門技術員、農業技術経営課長、農林水産部技幹を経て退職。現在、日本生産者GAP協会常務理事、日本農業サポート研究所主席コンサルタント。
  3. 福田浩一
    ふくだこういち。東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。現在は主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。http://www.ijas.co.jp/
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    なかむらけいすけ。明治大学農学部卒業後、日本農薬株式会社に約7年勤務。その後、大手経営コンサルティング会社を経て、FOOD BOX株式会社を2019年7月に起業。Facebook:https://www.facebook.com/foodboxjp/、Instagram:https://www.instagram.com/foodbox_jp/
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    趣味は料理、漫画、読書のミドルの男です。商社勤務で全国や海外を転々しているうちに、故郷に哀愁を覚え、約10年前に地元の農業関連会社にとらばーゆ。