フードテック官民協議会、「令和5年度 フードテックビジネスコンテスト」の応募受付中

株式会社パソナ農援隊は、フードテックを活用した社会課題を解決するアイデアを公募し、事業化を支援する「フードテック官民協議会・令和5年度 未来を創る!フードテックビジネスコンテスト」の募集を開始した。募集期間は2023年8月21日(月)~2023年10月15日(日)まで。

「令和4年度 未来を創る!フードテックビジネスコンテスト」

「令和4年度 未来を創る!フードテックビジネスコンテスト」

ビジネス部門とアイデア部門の2部門を選出


「フードテック官民協議会・令和5年度 未来を創る!フードテックビジネスコンテスト」は、農林水産省によって2020年10月に設立されたフードテック官民協議会が実施するビジネスコンテスト。食材の生産から加工、流通、消費に至るバリューチェーンを変革する新しい技術や仕組みを活用したビジネスプランを募集する。

選出するのは、既にビジネスとして具体的な事業検討が行われている取り組みである「ビジネス部門」とビジネス部門に該当しないアイデア段階の取り組みである「アイデア部門」の2部門。フードテックの認知度向上と本分野における新ビジネス創出を目的に、最新テクノロジー等を活用し、食に関する社会課題解決に向けたプランや事業計画を受け付けている。

本選大会出場者は専門家より事業化に向けたアドバイスが受けられ、受賞者にはベンチャーキャピタル等とのマッチング機会の提供や副賞が贈られるとのこと。

募集テーマと今後のスケジュールは以下の通り。

募集テーマ
世界的な人口増加に伴う食料需要の増大、国内の人口減少・少子高齢化の進展に伴う人材確保難、人々の価値観の多様化による食に求めるニーズの多様化など、「食」に関する社会的課題の解決につながるビジネスアイデア。

テーマ例

植物由来代替タンパク質、ゲノム編集食品、昆虫食・昆虫飼料、細胞性食品、アグリテック、スマート水産業、食品ロスのアップサイクル、3Dフードプリンター、ヘルスフードテック、AI・ロボット、スマートキッチン、鮮度維持技術等。

今後のスケジュール
一次審査(書類審査):2023年10月16日(月)~2023年10月25日(水)
二次審査(動画審査):2023年11月27日(月)~2023年12月15日(金)
本選大会:2024年2月3日(土)13:00~17:00 ※会場:東京ミッドタウン八重洲

開催概要


「フードテック官民協議会・令和5年度 未来を創る!フードテックビジネスコンテスト」
募集期間:2023年8月21日(月)~2023年10月15日(日)
応募URL:https://pasona-nouentai.co.jp/event/apply/564/
本選大会の観覧申し込み:https://pasona-nouentai.co.jp/anke/567/


「フードテック官民協議会・令和5年度 未来を創る!フードテックビジネスコンテスト」
https://foodtech-evolve.jp/business-contest
株式会社パソナ農援隊
https://pasona-nouentai.co.jp/
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WRITER LIST

  1. 加藤拓
    加藤拓
    筑波大学大学院生命環境科学研究科にて博士課程を修了。在学時、火山噴火後に徐々に森が形成されていくにつれて土壌がどうやってできてくるのかについて研究し、修了後は茨城県農業総合センター農業研究所、帯広畜産大学での研究を経て、神戸大学、東京農業大学へ。農業を行う上で土壌をいかに科学的根拠に基づいて持続的に利用できるかに関心を持って研究を行っている。
  2. 槇 紗加
    槇 紗加
    1998年生まれ。日本女子大卒。レモン農家になるため、大学卒業直前に小田原に移住し修行を始める。在学中は、食べチョクなど数社でマーケティングや営業を経験。その経験を活かして、農園のHPを作ったりオンライン販売を強化したりしています。将来は、レモンサワー農園を開きたい。
  3. 沖貴雄
    沖貴雄
    1991年広島県安芸太田町生まれ。広島県立農業技術大学校卒業後、県内外の農家にて研修を受ける。2014年に安芸太田町で就農し2018年から合同会社穴ファームOKIを経営。ほうれんそうを主軸にスイートコーン、白菜、キャベツを生産。記録を分析し効率の良い経営を模索中。食卓にわくわくを地域にウハウハを目指し明るい農園をつくりたい。
  4. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  5. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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