「みやぎ食と農のクラウドファンディング支援事業」プロジェクトがスタート

宮城県内の食や農業分野に携わる方々による、新たな商品開発やサービスの提供を後押しするプロジェクト「みやぎ食と農のクラウドファンディング支援事業」が、7月26日よりスタートする。事業の大小にかかわらず、挑戦を後押しすることにより、宮城県の農村地域活性化を目指す。


本事業では、宮城県産の農産物を使った新たな商品やサービスの提供を開始する方に、宮城県の農産物や農村地域を全国にPRしながら資金調達を行っていただくため、宮城県内各地でクラウドファンディングのセミナー・ワークショップ・個別相談会を開催。さらに、作成されたクラウドファンディングプロジェクトは、CAMPFIREが運営する地域特化型クラウドファンディングサービス「FAAVO by CAMPFIRE」サイトおよび宮城県特設サイトへ掲載し、全国に広く宮城県の魅力を発信しながら支援を募る。

まずは「みやぎインキュベーションプログラム」と題して、宮城県内の農業や食関連事業者を対象に、クラウドファンディングの「基礎講座」に加えて、企画からプロジェクト実行までを継続的にサポートする「連続講座」の2種類のセミナーを開催。チームビルディング、企画立案力、プロジェクト推進力といったクラウドファンディング挑戦者に必要なノウハウの提供等のサポートを行うと共に、地元企業やプロジェクト実行者のコミュニティをつくることで、地元の人々を起点とした宮城県の食と農のPRを行う。


7月26日に仙台市内で開催するフォーラムを皮切りに、8月より宮城県内で順次セミナーを開催する。

■フォーラム概要
日時:7月26日(木) 13:00〜16:30(開場12:30)
会場:スタンダード会議室仙台勾当台(宮城県仙台市青葉区一番町4丁目7-17 小田急仙台ビル5階)会議室A
内容:ゲスト講師による講演、「みやぎ食と農のクラウドファンディング支援事業」事業説明、セミナー内容・日程の説明、クラウドファンディング基礎講義(※内容は一部変更となる可能性あり)
フォーラム対象者:宮城県内に事業所を持ち食と農に関連する事業を運営する個人、当該事業者を支援する組織等
ゲスト講師:株式会社ファームステッド 阿部岳氏
参加可能人数:80名

<参考URL>
宮城県特設サイト
https://faavo.jp/cpn/miyagi-cf

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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