コメリ、店舗に行く手間を軽減する「農業用品予約販売」の受付開始

ホームセンターチェーン「コメリ」を展開する株式会社コメリは、「農業用品予約販売」を2023年11月1日から受付開始した。アグリ営業マネジャーによる相談会の実施など、プロの農家をサポートしていく。


大袋肥料は50袋から配送


コメリの「農業用品予約販売」は、農業用品の先行予約を通じて良質な商品を安価に提供するサービス。大袋肥料の配達は50袋から受け付けており、荷卸し用のフォークリフトが無い場合でも、注文数が100袋未満であればスタッフが手下ろしで納品してくれる。

小回りのきく中型トラック(4トン)での引き渡しも実施しているため、大型トラックが通行できない場所でも配送が可能。



現在は、コメリ各店にて希望者を対象にした予約相談会を実施していて、農業にまつわる悩みを聞きながら適切な商品を提案してくれる。

また、全国に80名以上いるアグリ営業マネジャーをはじめとしたスタッフが実際に圃場に訪問し、農作物の生育状況の確認や商品の手配をサポートするほか、ワークショップの開催や翌年に向けた改善点の提案なども実施する。




注文はコメリ各店舗で受け付ける。予約期間は2023年11月1日から2024年春頃までとなっており、終了期間は地域により異なる。

株式会社コメリ
https://www.komeri.bit.or.jp/
コメリ「農業用品予約販売」
https://www.komeri.com/contents/event/22_ag_reservation/
「コメリ産直」
https://www.komeri.com/contents/syunya/information.html
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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