農水省、COP28で「アジアモンスーン地域の農業分野の温室効果ガス削減」をテーマにセミナーを開催

農林水産省は、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催される「国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)」に設けられる「ジャパン・パビリオン」の中で、「アジアモンスーン地域における農業分野の温室効果ガスの削減とイノベーション」をテーマにしたセミナーを2023年12月10日(日)に開催する。

日本時間21時半から23時に開催され、セミナーの内容はオンラインでも放映される。


基調講演やプレゼンテーション、パネルディスカッションを実施


2023年11月30日(木)~2023年12月12日(火)にドバイで開催される「COP28」。日本政府では日本の製品・サービスと気候変動に対する取組みを世界に向けて発信するため、「COP28」開催に合わせ、展示やサイドイベントを実施する「ジャパン・パビリオン」を設ける。

そこで開催される今回のセミナーは、2023年10月4日に開催したASEAN農林大臣会合で採択された「日ASEANみどり協力プラン」の具体化のひとつである、みどりの食料システム戦略に基づく日本の農業技術のASEAN展開を通じた、農業分野における将来的なJCM(パリ協定に基づく二国間の削減メカニズム)プロジェクトの形成も見据えたセミナーである。

プログラムの内容は以下の通り。

1.開会挨拶
2.基調講演
「アジアモンスーン地域における温室効果ガス削減に向けた取組と課題」(FAOハイレベル)
3.プレゼンテーション
「イノベーションを通じたアジアモンスーン地域における温室効果ガス削減に向けた協力の紹介」(サグリ株式会社)
4.パネルディスカッション
「農業分野における温室効果ガス削減に資する技術の実装」(味の素株式会社、株式会社フェイガー、ASEAN政府関係者等)

※調整中のため変更される場合もある

開催概要


「アジアモンスーン地域における農業分野の温室効果ガスの削減とイノベーション」
日時:2023年12月10日(日) 21:30~23:00 (日本時間) 16:30~18:00 (ドバイ時間)
場所:COP28ジャパン・パビリオン(ドバイ・エキスポシティ)、オンライン放映
オンライン視聴参加申込:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSckviVF00C5j0WREHKBLM7ci9rRbFDeACsvR2gf6C4hbqFoZw/viewform
申込〆切:2023年12月8日(金)17:00


農林水産省
https://www.maff.go.jp/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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