北海道農業の課題解決へ向けて「第9回 女性農業者のための農業経営基礎セミナーin札幌」2020年1月/2月に開催

独立行政法人中小企業基盤整備機構 (以下、中小機構)北海道本部が主催する「女性農業者のための農業経営基礎セミナーin札幌 ~農業経営の課題を見出し、解決への第1歩を!~」が、2020年1月16日~17日と2020年2月17日~18日に開催される。



「女性農業者のための農業経営基礎セミナーin札幌」とは? 


「女性農業者のための農業経営基礎セミナーin札幌 」は、農業を実践する北海道の女性農業者を対象にしたセミナーだ。
中小機構では、セミナーを通じ企業的経営の基礎を学ぶ機会を提供することで、農業経営の見直しや課題解決への方向性を見出すことを目的に掲げている。

過去8回の参加者からは、「新たな挑戦や経営改善のきっかけになった」や「農業に頑張る女性同士で苦労や悩みを語り合えることが仲間づくりにもつながった」など、同セミナーを評価する声も多く聞かれた。

農業経営の課題を見出し解決への第1歩を


9回目となる今回は、きゃりあ工房代表で人材育成コンサルタントの田崎悦子氏や、辻コンサルティング.オフィスの代表である辻亨氏、有限会社大塚ファームの取締役副社長で北海道指導農業士でもある大塚早苗氏、中小機構 北海道本部で農商工連携アドバイザーや北海道6次産業化プランナーを務める萬谷利久子氏、株式会社GB産業化設計の代表取締役である岩井宏文氏らの登壇を予定。

人材育成や農業経営、スマート農業や農業の6次産業化など、それぞれの分野で活躍する講師達による、北海道農業の課題解決とあるべき未来像へと向けた講義が行われる予定だ。
定員は女性限定で20名。参加費は無料だが交流会は会費制(任意参加)とのこと。

カリキュラムの内容


予定されているカリキュラムは以下の通り。

前半の部(2020年1月16日~17日)

1月16日(木)
12:50~13:00 開講式 オリエンテーション
13:00~14:00 アイスブレ-ク 
14:00~16:00 魅力ある職場づくり
16:00~17:30 農業経営における労務管理
18:00~20:00 交流会 受講者同士の懇親と情報交換
1月17日(金)

9:00~12:00 農業経営における財務管理
13:00~15:30 職場づくりのためのコミュニケーション
15:30~16:00 課題 2日間の学びから「課題」を設定し行動計画(宿題)

後半の部(2020年2月17日~18日)

2月17日(月)
13:00~14:30 職場の課題解決に向けて
14:30~17:00 事例研究「先輩(先駆者)から学び、そして語ろう!(仮題)」
・第1部(14:30~15:30)
・第2部(15:30~17:00)
17:00~17:30 中小機構と農業者支援
18:00~20:00 交流会 受講者同士の懇親と情報交換(過去の修了生も参加予定)
2月18日(火)
9:00~12:00 商品開発の視点 共感力を生む商品開発
13:00~15:00 農業経営を考える
15:00~16:00 研修を終えて
16:00~16:10 閉講式

【開催概要】
女性農業者のための農業経営基礎セミナーin札幌
日時:第1回目(前半の部)2019年1月16日(木)~17日(金)
第2回目(後半の部)2019年2月17日(月)~18日(火)
会場:中小機構北海道本部 大会議室
住所:札幌市中央区北2条西1丁目1-7 ORE札幌ビル6階
料金:無料(※交流会のみ任意参加の会費制)

<参考リンク>
第9回 女性農業者のための農業経営基礎セミナーin札幌
独立行政法人中小企業基盤整備機構
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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