自然農法センター、水稲をテーマにした「有機農業・自然農法技術交流会」を7月25日に宮城県で開催

公益財団法人自然農法国際研究開発センター(以下、自然農法センター)は、有機農業や自然農法の実践事例紹介等による情報交流を目的とした技術交流会を、2024年7月25日(木)に宮城県美里町で開催する。

参加費は3000円、申し込み期限は2024年7月22日(月)までで、定員(30名)に達し次第受付を終了する。


テーマは有機農業・自然農法における水稲栽培


自然農法センターは、食料の安全性の確保、生産の省エネルギー化・低コスト化、資源の有効利用及び農山村の活性化の観点から、自然の生態系を利用した持続可能な生産技術体系の研究開発と、国内外における自然農法の普及を図る組織だ。

今回の交流会では、有機農業・自然農法における水稲栽培をテーマに、30年以上自然農法を実践している生産者カネサ(安部陽一氏)の圃場見学や、自然農法センターによる情報提供が行われる。

既に有機農業・自然農法を実践している人やこれから挑戦する人、関係者らにとって、有機農業や自然農法を活用した地域づくりに役立てられる内容になっているという。

なお、宮城県のほかに山梨県・新潟県・富山県・埼玉県・長野県の5会場での開催も予定されている。

詳細は以下の通りだ。

プログラム
12:30 受付開始
13:00 開会あいさつ・オリエンテーション・自己紹介
13:30 圃場視察
14:45 休憩
15:00 自然農法センターより情報提供
16:00 質疑応答、交流
17:00 終了予定



開催概要

日時:2024年7月25日(木)13:00~17:00
場所:小島集落センター(宮城県遠田郡美里町二郷字蛇沼向809)
料金:3000円
申込:https://www.infrc.or.jp/spread/16618/
定員:30名
申込〆切:2024年7月22日(月)


公益財団法人 自然農法国際研究開発センター
https://www.infrc.or.jp/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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