国産野菜について学べる、楽しめるイベント「JAベジカレッジ」が開校

全国農業協同組合中央会(以下、JA全中)では、8月31日の「やさいの日」を記念して、国産野菜をテーマにした体験型イベント「JAベジカレッジ」を8月1日から9月1日までの約1カ月間開校する。


JAベジカレッジは、「国際やさい、新発見! 」をコンセプトに、野菜をテーマにした14種類の「学科」を設置し、各年代に合わせた体験型コンテンツを提供する架空の大学。東京都千代田区のミノーレキャンパス(農業・農村ギャラリー「ミノーレ」)、二子玉川キャンパス(二子玉川ライズ ガレリア)、代官山キャンパス(DAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERY)、そしてウェブキャンパスの4カ所を会場とし、全14学科が開かれる。

ミノーレキャンパスでは、夏野菜と睡眠がテーマに野菜ソムリエ上級プロの西村有加氏とエアウィーヴ快眠プロデューサー長谷川恵美氏を講師に迎えた日本経済新聞社とのコラボ「やさい睡眠学科」(8月8日)とサラダバーが提供される「やさい味わい学科」(8月31日)の2学科。

二子玉川キャンパスでは8月25日〜26日の2日間、野菜の収穫体験ができる「やさい収穫学科(※小学生以下のみ)」や野菜を使った実験を行う「やさいサイエンス学科」といった子供の夏休みの宿題にぴったりな学科のほか、シャープの最新調理家電「ヘルシオ」シリーズを使った国産農産物の調理体験を行える「未来調理学科」、インスタグラムへ投稿するための巨大野菜オブジェが展示される「やさいインスタ映え学科」などの7学科。

代官山キャンパスでは8月30日〜9月1日の2日間、小倉優子さん監修のオリジナルやさいスムージーを体験できる「やさいビューティー学科」やおしゃれなインテリアとして今注目の野菜のハーバリウムの手作り体験「やさいデザイン学科」など、4学科。

そしてウェブキャンパスでは、楽天レシピとのコラボ企画として「やさいAI学科」が開かれる。自身のWeb閲覧履歴データを元に夏にぴったりのレシピが提供される。

夏限定でさまざまなコンテンツを提供するJAベジカレッジ。国産野菜の新たな魅力や価値に気づける夏となるかもしれない。
JAベジカレッジの各学科の詳細なスケジュールについては、下記のJAベジカレッジの公式Webページから。


<参考URL>
JAベジカレッジ|イベントにおでかけ|JAグループ (野菜)
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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