日欧のアグリテック・フードテック分野のスタートアップを支援する「TechBIZKON VIII」が12月4日に開催

オーストリア大使館商務部、在日ドイツ商工会議所、ベルギー・フランダース政府貿易投資局、Plug and Play Japan、AgVenture Labの5者は、日本と欧州の先進技術をもつスタートアップを支援するためのイベント「TechBIZKON VIII: Harvesting Innovation - AgriTech & FoodTech from Europe and Japan(以下、TechBIZKON)」を2024年12月4日(水)に東京で開催する。

あわせて、ピッチコンテスト・展示ブース・個別商談会に参加する日本のアグリテック・フードテック分野のスタートアップの募集を開始した。


日本と欧州の先進技術をもつスタートアップを支援


TechBIZKONは、主催国であるオーストリア、ドイツ、ベルギー・フランダースおよび日本のテクノロジー・スタートアップと、大手企業やベンチャーキャピタルなどの投資家、公的機関などが参加し、スタートアップへの投資や協業、海外進出の機会創出、関係者間のネットワーク構築などを目指すイベント。

第8回目の開催となる今回は、「Harvesting Innovation - AgriTech & FoodTech from Europe and Japan」をテーマに、スマート農業、代替食品、農・食品産業におけるサプライチェーン技術、廃棄食品のアップサイクル技術など、農や食にかかわる社会課題を解決する先進技術に焦点を当てる。

パネルディスカッションでは、食と農の社会課題を各国の視点から浮き彫りにするとともに、持続可能な食と農業の実現に向けた課題と現状を専門家が議論する。

会場ではスタートアップの展示ブースを設けるほか、参加スタートアップとのB2Bミーティングの機会も提供される。

メインのピッチコンテスト終了後には、参加国のワインやビールが楽しめるネットワーキング・レセプションも開催される。

スタートアップの参加条件は、9月12日(木)15:30~18:00に行われる「Selection Pitch(事前審査)」への参加が可能な人で、これによりピッチコンテスト参加者を選定する。ピッチコンテストのベスト登壇者には、欧州で開催されるアクセラレーションプログラムへの招待などが贈られるという。

2023年開催「TechBIZKON VII」の模様

開催概要

「TechBIZKON VIII: - Harvesting Innovation AgriTech & FoodTech from Europe and Japan」
日時:2024年12月4日(水)13:00~21:00
場所:Tokyo Innovation Base(東京都千代田区丸の内3-8-3)※会場とオンラインのハイブリッド開催
スタートアップ参加申込:https://japan.ahk.de/en/events/coming-events/registrations/1204-techbizkon-startups
申込〆切: 2024年9月6日(金)
言語:英語(ピッチを含めすべて英語)


TechBIZKON VIII: - Harvesting Innovation AgriTech & FoodTech from Europe and Japan
http://www.techbizkon.com/techbizkon-viii-2024.html
SHARE

最新の記事をFacebook・メールで
簡単に読むことが出来ます。

RANKING

WRITER LIST

  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
  4. 鈴木かゆ
    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
パックごはん定期便