WAGRI、会員企業のサービスを展示する「WAGRI オープンデー2024」 を8月23日に開催

農業データ連携基盤「WAGRI」は、2023年に開催して好評だった「WAGRI オープンデー2024」を2024年8月23日(金)に開催する。参加は無料。

WAGRIを利用している各種団体(WAGRI会員)のうち、約20団体が会場内のブースに分かれて、農業データ・プログラムを活用したさまざまなアプリ、サービスの展示を行う。農業者、ICT関連企業、行政、教育関係の人など、データ駆動型農業に興味があるすべての人に有益な情報が集まる。



約20社による「WAGRI」を用いた具体的なサービスの展示

国内における農業従事者の高齢化と担い手の減少、そして農家の所得の低さは早急に解決しなければいけない重大な課題となっている。近年、その解決策としてデータを活用して農作業を効率化、省人化し、同時に農作物の高付加価値化で収益を上げていく「農業DX」が注目されている。

しかし、生産現場においてはなかなか普及してい ないのが現状であり、データを駆使した農業のDX化を普及・拡大していくには、各産地の農業生産者の皆さまや、生産現場を支援する自治体の担当者、公設試の研究員、普及指導員、JA営農指導員をはじめとした農業界の関係者のこ理解、協力体制が重要だ。

「WAGRI オープンデー2024」では、農業データ連携基盤「WAGRI」を利用している各種団体(WAGRI会員)のうち、約 20団体がブースに分かれて、気象データ、農地データ、市況データ、病害虫AI診断、生育・収量予測などの農業データ・プログラムを活用したアプリ、サービスの展示・説明を行う。

また、農家が使えるスマホアプリや、営農支援として作付けの管理や生育予測、農薬散布の管理などを支援するサービス、補助金や保険などの各種申請を支援するサービス、生育環境と出荷量など生産現場の見える化サー ビスなどさまざまなアプリ、サービスも展示される。

対象としては、企業で農業に参入している人や農業分野で事業を検討している人、農業生産者、自治体の農政担当者、公設試の研究員、普及指導員、農業関係者、JA 営農指導員、大学・農業大学校・農業高校等の教育関係、ICT関連企業、農機メーカーや農業資材メーカー、農業分野での起業を検討しているベンダーの担当者や学生などとしている。


開催概要


主催:WAGRI 運営事務局(農研機構 農業情報研究センター WAGRI 推進室)
日時:2024年8月23日(金) 開場13:00 最終入場15:30退場 16:00
会場:東京都立産業貿易センター浜松町館 4階南(東京都港区海岸 1-7-1)
https://www.sanbo.metro.tokyo.lg.jp/hamamatsucho/
入場料:無料(申し込み後に送信される申込確認メールの2次元バーコードを会場受付にて提示)
申し込み方法:8月22日(木)までに下記URLより
https://forms.office.com/r/BHgdDZpUCR

主な出展者(予定):
  • ESRI ジャパン(株)
  • ListenField(株)
  • (株)NTTアグリテクノロジー
  • (株)インターネットイニシアティブ
  • ウォーターセル(株)
  • (株)オプティム
  • キーウェアソリューションズ(株)
  • (株)クボタ
  • グリーン(株)
  • 高知県
  • 住友化学(株)
  • (株)セラク
  • (株)ソフトビル
  • (株)ナイルワークス
  • 日本農薬(株)
  • ネポン(株)
  • (株)ビジョンテ ック
  • (株)ファームシップ
  • 富士通 Japan(株)
(その他調整中。あいうえお順。敬称略)

WAGRI
https://wagri.naro.go.jp/

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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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