ドローン事故の包括的補償プラン、「DJI ENTERPRISE SHIELD」登場

DJI JAPAN 株式会社は、ドローン事業者の多様なニーズに応えるため、産業用ドローン保護プラン「DJI ENTERPRISE SHIELD」の日本での提供を4月9日より開始した。幅広い事故補償や修理・交換サービス、配送料無料、迅速な配送、そしてドローンフリート(航空隊)全体で補償を共有できるオプションも用意されている。

今回、日本で提供が開始されるEnterprise Shieldには、2つのプランが用意されており、補償期間は購入から1年間。操縦者の操作ミスや信号干渉、水没(水没機体の回収が条件)など幅広い状況での事故をカバーしてくれる。


Enterprise Shield Basicは、1年間の補償期間内に対象製品が破損した場合、少額の追加料金で製品交換サービスを最大2回まで利用できる。交換サービス利用時に発生する配送料はDJIが負担し(日本国内の発送のみ)、対象製品は、Matrice 200/Matrice 200 V2シリーズ、Matrice 600 Pro、Phantom 4 RTK、Mavic 2 Enterpriseシリーズ、Zenmuse Z30、Zenmuse X5Sとなっている。

Enterprise Shield Plusでは、1年間の補償期間内に対象製品が破損や故障した場合、お客様が本プラン加入時に選択した保守限度額内であれば、無制限の修理/交換サービスの利用が可能。修理/交換サービス利用時に発生する配送料はDJIが負担する(日本国内の発送に限定)。

またEnterprise Shield Plusでは、複数のDJI製品に対して補償額を共有できるオプションサービスもあり、産業用ドローンオペレーターは、ドローンフリートを1つのプランで保護することができる。

対象製品は、Matrice 200/Matrice 200 V2シリーズ、Zenmuse Z30、Zenmuse X5S、Zenmuse XT/XT2(修理サービスおよび代替機器貸出のみ対応)となる。

Enterprise Shieldの価格と交換費用に関しては、全国のDJI Enterprise 正規代理店まで問い合わせを。また、Enterprise Shieldの対象製品モデル/補償される部品の詳細などは、DJI Enterprise Shieldウェブサイトで確認できる。

<参考URL>
DJI JAPAN 株式会社
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
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    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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